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2019年11月25日04:35

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心学「温度」

心学「温度」
 
温度は熱い温度、冷たい温度、両方とも常温よりは伝わり易い。心の温度も同じ。熱い心は人に伝わり、冷たい心も人に伝わる。普段の常温は意外と伝わらない。

普段の常温こそが自分自身の心ではあるが、その普段の心が伝わり難い。また、熱過ぎる心は相手の心に火傷を負わす。冷た過ぎる心も相手の心に凍傷を負わす。

自分が持つ心の温度と相手が感じる温度は比例しない。特に「過ぎたる温度」は避けるべきであろう。自分では多少の「過ぎたる」は丁度良いかもしれないが、相手は同じ温度を感じるわけではない。相手の温度を思いやる心が「仁」である。

「仁」の心に欠けると、相手に負傷を与えることが多い。人間関係で最も重要な徳目が「仁」の所以である。常に相手を思いやる、且つ、自分自身も思いやる心を持つ。互いに普段の常温で良い。

熱過ぎず、冷た過ぎず、心の常温が心の健康を保つ。心が興奮したらすぐ熱を冷ます、心が冷たくなったらすぐに温める。

常に自分自身の温度を確かめ、その調節をしなければならない。その調節機能が「仁・義・礼・智・信」の五徳である。それらを修めることを学問と云う。

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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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