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2019年09月09日23:07

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2019書評269

「短篇小説講義 増補版」 筒井康隆、岩波新書。

筒井康隆さんの著書じゃなければ、岩波新書は普段手に取らないな〜。

名前すら聞いたことがない海外の作家の書評というか、技術的な話が書いてありました。

さすがにディケンズやマーク・トウェイン、サマセット・モームに辺りは名前くらいは知ってましたが、コンビニの名前と同じオーストラリアの作家さんは、完全にはじめましてでした。

ただ、この作家さんの作品を紹介するにあたり、筒井康隆さんらしさを感じたのが「きちんとした作家は、たまにドタバタを書いてもきちんとしている。」という一文が印象に残りました。

ドタバタを本当にドタバタして書いて1つの作品に仕上げられる作家は、ほとんどいない気がしました。

100点満点中68点。
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