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2018年10月18日22:02

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夢を与えてくれた車両達を再生するぞ。その2

 9月30日にアップした日記で、交通科学館のレイアウトを走っていましたキハ181系特急気動車について書かせていただきました。
 今回は私が再生する予定の車両について書いてみましょう。キハ181系と同じで、交通科学館のレイアウトを走っていた車両達で、現物の車両は国鉄時代に私と関わりがあった車両達です。
 
 最初はこの車両。
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 皆さんはこの車両をご存じでしょうか?
 この車両を実際に見たことが有るマイミクさんは、4名ほどではないかと思うのです。現物は4両しか製造されず、全車両が四カマに新製配置され、鉄道による郵便輸送が廃止されるまで活躍した車両でJRには継承されませんでした。
 キユ25という車両でして、日本国有鉄道所有ではなく郵政省所有で唯一の郵便専用気動車でした。まさかこの車両がHOゲージで鉄道模型化され、しかも交通科学館のレイアウト上を走っていたとは全く知りませんでした。

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 いつ頃の製品なのか不明ですが、運転台下の床下がスカスカで寂しい。
 運転室横にはタブレットキャッチャーがない。
 車体側面の郵便マークがずれている。
 上記の内容に手を入れましょう。

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 屋根上の画像ですが、緑色のボールペンの先を御覧下さい。雨樋の塗装が剥がれて真鍮の地肌が見えています。何かにぶつかって剥がれたと推測します。
 一旦この車両の塗装を落として再塗装をしますので、それで塗装剥がれは無くなります。

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 気動車に詳しい方であれば、この画像を見ておかしいと気がつくはずです。
 床下機器がデタラメ。実際に販売された製品もこれだったのか、それとも交通科学館で取り替えられたのか不明ですが、この床下機器はキハ65用の物でして、キユ25の物とは全く違います。
 この床下機器を正当な物に置き替えます。

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 これがキユ25のお顔。実は4両存在したキユ25のうち、このお顔を持つのは1号と2号だけ。
 このお顔にも手を入れなければなりません。先ずは前照灯がでかすぎるし、少し位置が外寄りです。このボッテリした前照灯をシャープにすると同時に前面窓にワイパーを追加します。またタイフォンカバーやジャンパー栓受けが違いますので、別メーカーが出している物と交換です。

 キユ25の内装には手を付けませんが、室内は電球から蛍光灯色LEDに、前照灯と尾灯も電球からLEDに変更します。
 このキユ25は前回のキハ181と比較すると車体の痛みは少なく大きな変形もありませんから助かります。

 次はこの車両。

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 この車両なら皆さんご存じでしょう。窓下に緑色の帯が付いていた頃の姿で模型化されています。やはりグリーン車にはこの帯が有った方が格調有りますので、再塗装も帯有りでやってみます。
このキロ28と言う車両に乗車されたことがあるマイミクさんは・・・?

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 さて、このキロ28ですが、この模型化された車両は後期製造車ですね。HOゲージで模型化されたのは、これが最初だったようで今の水準ではかなり見劣りします。キロ28の後期製造車はこの画像の部分の車体構造が異なっております。
トイレの窓は白色ガラスではなく、磨りガラスだったはずです。

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 この製品の床下機器もキハ65の物です。これもキユ25と同じ様に正当な物と交換です。
 キロ28はキユ25とは違い、室内が良く見えますので、内装を製作します。座席はリクライニングシートで室内とデッキの仕切りも製作します。

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 これはキハ58とキハ28の前頭部。パノラミックウインドの後期製造車ですが、タブレットキャッチャーを取り付けます。また車側灯、乗務員ドアの手スリ、ステップ、
 客用ドア下部の丸窓も必要です。

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 トイレの下には垂れ流し式の流し管か、循環式汚物処理装置のどちらかを取付。
 ドア下部の丸窓も必要です。

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 車体側面の窓の上に塗装剥がれが見えます。また赤帯下部にへこみもありますので、塗装剥離後に修正です。

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 この車両の床下機器はキハ80用の物です。キハ80もキハ58も床下機器配置はほとんど同じですが、今の製品のクオリティと比較されると絶対負けますので、これも交換。

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 これがキハ58とキハ28のお顔。キユ25のお顔とは違いますが、これも徹底的に手を入れないといけません。

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 これはキハ58の動力装置。昔はこのように平歯車やベベルギヤが丸見えでした。
 最近の駆動システムに更新しますので、床板から全て交換です。

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 これはキハ58の屋根上水タンクです。さて、パノラミックウインドタイプのキハ58はこの方の水タンクを採用していたのか? もしかしたらFRP製のタイプだったような。
 車内のクロスシートを設置し、仕切りも設置なのは他車と同じ。

 これで、キユ25、キハ58、キロ28、キハ58(動力車)、キハ28の5両編成に手を加えようと思います。
 必要なパーツを集めると同時に、リューターという電動工具を新調しないと。軸がガタガタで危険ですから。

 頑張って集めないと・・・(汗)

 


 
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