意欲的な、日本でない(NYだ)カンパニーの作品として刺激的かつ革新的。
素晴らしい。
しかしダイアログの内容の理解に西洋的基礎教養が必要なので、これを日本に持ってくる意味は?と思った。
要するに何が話されているのか、推測で補うしかできない。
そもそも舞台となる1971年実際の討論会で、ラジカルな人々の間では普通の感覚になっている思われる、作品の主眼たるウーマンリブ運動に、どうレズビアンがかかわってくるのか、そのこと自体が分からない(とほほ)。
そう、きちんと意味が分からないのだ。
でも時間が経つのが早かった65分間。
こういう公演が日本で見られるのは楽しい。
彩の国芸術劇場よりもKAATのが今の時代に即した作品のチョイスをしていると思う。
1年の間に、何度上野発上野東京ラインででKAATに通ってるんだ、俺。
明々後日も別の演劇公演で行くし。
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