カミさんの家族からは頻繁にいろいろな贈り物が届く。遠く離れた地で生活していることを思っての心使いかと思います。多くはチーズや乾燥果物、本、CD、子供のTシャツ、靴下などが多く、時には私のために虫の本や絵葉書なども送ってくれます。
で、今回は妹さんからの贈り物。ちょっと珍しい乾燥果物やチョコレートなどのお菓子の詰め合わせ。きれいなチョウの模様の包装紙を明けると、何やら怪しげなオーラを放つ袋が出てきた。袋にはバッタやら何かの幼虫の絵とともにMixed Clittersと印刷されている。小さな字でスナックと書いてあるので食べ物と思われる。幼虫の一つはなんとなくゴミダマの幼虫のようだ。
封を切って中身を取り出すと…。袋の印刷と全く同じものがわさわさと転がり出てきた。大きなものはトノサマバッタ系、黒い蜂のさなぎのようなものはコオロギ、幼虫のでかい方はミルワーム(ゴミダマ幼虫)。フリーズドドライで乾燥されており、匂いもい。とりあえずでかいトノサマバッタを口に入れてみる。乾燥されているからか歯ごたえは無く、いくらか香ばしさがある。続けてコオロギ、これも大まかなところに多様な味。ワームはもうほとんどかすかすした触感だけで味はほとんど無い。総じて味付けしてないエビせんべいのような食感だ。
虫も様々な場所で色々と食べた経験があるが、その中ではかなり下のランクになる代物。
やはりイナゴの佃煮が最高だね。
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