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2018年02月12日13:14

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上の千本 奥の千本

水分神社から金峯神社・西行庵へ
左の坂を登るとすぐ右手が桜の展示園、しばらく行くと後醍醐天皇を吉野山へお迎えした吉水院宗信法印の墓、そして御幸の芝へと続きます。
そして辰之尾の家並みを過ぎると「上の千本」です。
このあたりから次第に展望のきくいい道になってゆき、やがて源義経の家来、佐藤忠信に討たれた横川覚範の首塚。
さらに登ると古戦場「佐藤忠信の花矢倉」へ出ます。
ここが吉野山一番の見晴らし台で、遠く金剛葛城の山並み、そして今たどってきた吉野山の町筋が一目で望むことが出来ます。
このあたりがいわゆる子守の集落で、世尊寺跡や人丸塚、それに平清盛の父忠盛が寄進した大つり鐘、三郎鐘(重文)があり、やがて道の正面に現れてくるのが吉野水分神社(重文)で、桃山時代の優美な建築美を見せています。
水分神社の前を右にたどると、道はなだらかに続きます。
大きな木の鳥居くぐると金峯神社です。
境内には源義経は潜んだ「蹴抜けの塔」があります。
金峯神社から約十五分で奥の千本、西行法師ゆかりの苔清水や、西行庵があり、俳人松尾芭蕉の句碑が建っていて、そこは俗界を離れた別天地となっています。

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