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2017年02月12日19:22

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松代に学友を訪ねる

昨日11日夕方、聖高原を越えた
昨年チャリ積んで越したのは、桜くらいの頃かと思って日記を見たら、
まだ3月の5日だった

善光寺平につながる千曲川の流域。
大きな風景が展開する
懐かしい


長野市の南東縁(べり)、松代の地を訪ねるのは、
十五年以上ぶりだろう
国民宿舎・松代温泉松代荘に着いたのは、5時半。
ひとっぷろ浴び、広々したロビーで平井を待つ

6時、10年ぶりに平井と再会。
あたまは真っ白になってやがる
だがあとは変わっていない

「もうひとつ、他のオモシロイ風呂に行かないか?」

山ぎわにあるこの温泉地の、またさらの山ぎわの、
歴史的建物のような温泉施設に連れられた

そこは脱衣場の棚の、すぐ足元が細長い湯舟で、
いっしょこたになっていた
大屋根一枚。ものすご古い木造建築。
衣類をハラリと落とせば、ベチャ、と濡らしちまう
こんな風呂は、野沢温泉で一度きりお目にかかったくらい。

「外の風呂にも行こう」

サンダル履き、フルチンのまま案内されたのが、
さらに原始的岩風呂みたいな湯舟だった

だいたい、
ここの施設の造りは、ドナイナンダ??

内風呂の建物から出てその露天までは、
土の駐車場とつづく、公道のつながりだ
こんな開放的でエエンカ?

この外風呂は混浴だそうで、
しかしこんな酷寒の夜に、サンダル履きのフルマンで、
露天に入りにくるおんななどいるだろか??

松代にこんな松代温泉などというもんがあるとは知らなんだ
平井は栃木県佐野というとこの産だが、
もう三十年、松代に棲みついちまってる
お互いこどもが小さかった長野オリンピック過ぎたころまでは、
毎年会っていたんだ


ふたり、ず〜っと露天に漬かっていた
手拭いは、鉄分の多いこの湯でまっ茶ッ茶だ。
湯舟の縁やら温泉を汲み揚げる管の周りは、
オレンジの大理石のように分厚く結晶が張り付いている


風呂を出て、真っ暗な中、ポツンとある温泉地の大衆食堂で
きのこそばとギョウザをおごってもらった
すぐ背後にある尼厳山(あまかざり)と皆神山(みなかみ)の上に
皓皓と眩しい満月が出ている

「また逢おう。こんどは十年経たんうちに。
十年も経ったら、二人共は生きてるかわからんのだから」

夏にでもまた原始風呂で平井と風呂酒やりに行こうとおもう。


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いま、配達帰りのムサ苦しく厚着した格好で記念撮影しといた写真を、間違って消してしまったんで、先週お洒落して撮っといたのをのせときます。このジャケットもネクタイも妹の旦那にこの前もらったやつです。(13日朝)


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