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2016年10月15日12:08

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「天使の柩」(#544)

もう一冊。

書名:「天使の柩」
著者:村山由佳
版元:集英社(文庫)

「家にも学校にも居場所を見出せず、自分を愛せずにいる14歳の少女。
 かつて最愛の人を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた画家。
 20歳年上の画家と出会い、少女は生まれて初めて心安らぐ居場所を手にする。
 二人はともに『再生』への道を歩むが、幸福な時間はある事件によって大きく歪められ。。。」
ってな感じ。

「天使〜」シリーズの三部作の最後のやつ。
一応、三部作なんだろうけど、最初のやつが書かれたのは20年くらい前らしい。

この著者の本は、なんとなく幸せな結末が少ないイメージ。
この本はどうなるかと思ったけど。。。

なんていうか、みんな生きてれば、傷を負うのかもな。
そこから立ち上がるか、そのままぐったりしちゃうか、は自分次第。
と言いつつ、周りの支えによって救われることもあるんだろうな。
支えたり、支えられたり、そんな風に助け合いながら、生きていけたらいいなぁ、と思う。
自分を強く持ちつつ、周りとうまく協調して生きていきたいものです。。。

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