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2016年09月29日22:17

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「祈りの幕が下りる時」(#538)

あっという間に読み終えた。。。


書名:「祈りの幕が下りる時」
著者:東野圭吾
版元:講談社(文庫)

「明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。
 捜査を担当する刑事は、近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに主人公は激しく動揺する。
 それは孤独死した主人公の母に繋がっていた。。。」
ってな感じ。

なんていうか、つらいっていうか、痛ましい話。
東野さんの最近の作品はこういうのが多い気がする。
続きは気になるけど、先を読むのがつらい、みたいな。

読んでて、早い段階で、誰が誰を殺して、こういう風なんだろうな、っていう流れは予想できた。
でも、細かな部分は、そうだったのかぁ、みたいな。
小説って、自分だったら、って置き換えながら読むこともできるけど、この本はそれがやりづらかった。
あんまり登場人物に自分を置き換えたくないなぁ、と。

なんていうか、読み終わって、もっと希望が感じられるような本が読みたい。
そんなことを考えた。
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