あっという間に読み終えた。。。
書名:「祈りの幕が下りる時」
著者:東野圭吾
版元:講談社(文庫)
「明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。
捜査を担当する刑事は、近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに主人公は激しく動揺する。
それは孤独死した主人公の母に繋がっていた。。。」
ってな感じ。
なんていうか、つらいっていうか、痛ましい話。
東野さんの最近の作品はこういうのが多い気がする。
続きは気になるけど、先を読むのがつらい、みたいな。
読んでて、早い段階で、誰が誰を殺して、こういう風なんだろうな、っていう流れは予想できた。
でも、細かな部分は、そうだったのかぁ、みたいな。
小説って、自分だったら、って置き換えながら読むこともできるけど、この本はそれがやりづらかった。
あんまり登場人物に自分を置き換えたくないなぁ、と。
なんていうか、読み終わって、もっと希望が感じられるような本が読みたい。
そんなことを考えた。
ログインしてコメントを確認・投稿する