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2016年04月27日21:08

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自転車に乗ってみた

 朝いちばんでプランターに朝顔の種を播いた。発芽に適した温度は25度、開花まで70日らしい。尊敬する画家にして園芸家のターシャ・テューダーは、種から植物を育てるのが好ましいとエッセイに書いていた。
 天気予報では日暮れ頃から雨が降り出すとのことだった。
 今日は藤沢の「和真」にメガネを取りに行くつもりだったので、自転車で行くことにした。暑くもなく寒くもなく、日中雨はたぶん降らない。片道7キロのポタリング日和かも。
 走り始めると、しんどさよりも楽しさがやや上回っている。やや追い風だったのも幸いした。正確には計っていないが、45分くらいで藤沢駅前に着いた。信号を守らなかったらたぶん40分、クルマだと渋滞箇所が1つあるので30分。大した差はない。
 メガネを受け取って、そのメガネを掛けて帰ることにした。手許重視の度数にしたので、視力は0.7くらい。クルマだとやや危ない見え方だが、時速12キロくらいのサイクリングだと問題ない。
 帰り道、ブックオフに寄った。本の背表紙を眺めて見え具合や疲れ具合をチェック。度がきついメガネよりも楽だ。目を使うとすぐに眼精疲労を感じるようになったきたので、うれしい。ブックオフで3冊、本を買い、10分ほど自転車を漕いで大手ラーメンチェーンの『丸源』へ。肉そばを食べる。12月の末から3月中旬まで、ラーメンすら食べられなかったので、ラーメン一杯を自然に食べられる、ということがありがたく感じられる。
 さらにパン屋に行ってガーリックフランスパンを買って、帰宅。雨が降らなくてよかった。
 うちに帰ったら休む間もなく、今度はラズリの散歩。自転車往復1時間半、散歩は朝夕併せて1時間。ジジイの運動量としては最適だ。
 夕刊に橋本治のインタビュー記事が載っていた。
「今の若い人って、早いうちに大人なんですよ。バカな若い子じゃなくて、バカな大人の若い版になっちゃっている気がする。私はたぶん、バカな子どもが好きなんですね」
”バカな大人の若い版”という橋本の見方に共感。私は自分のなかに小利口な要素があるものだから、近親憎悪的にバカな大人の生き写しのような若い人を軽蔑している。橋本は「今の若い人って」と発言しているが、昔から小利口な若者というのは数多く存在していて、たとえば高校時代、同級生の大半が私は嫌いだった。頭が悪いくせに頑張って勉強して少しでもいい大学に入りたい、というのが8割くらい。将来像を描かないまま躊躇なく勉強するのって、大人の日銭稼ぎと同じだ。16歳や17歳で老成してどうなる、と思っていた。どうせいつかはきれいごとじゃない次元で生きなきゃならない。
 で、いまだきれいごとだけで人生が過ごせられたらいいな、と思っている。そんな才能のあるかたが世の中には少数とは言え、存在している。
 
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