永井愛、作・演出。
もう目当ては黒木華だけ。
樋口一葉の話。
で、観に行ってみれば、予想していた通り、新劇…というよりは大衆演劇っぽくて、閉口したのだが、
第二幕からだんだん良くなってきて、ずっと楽しく観ていられた。
何がよかったって、小説家や編集者の交流が描かれ始め、
そういえばオペラ「ラ・ボエム」なんかもそんな感じで好きだったよな、と思い出す。
僕はそういうのが好きなんですね、きっと。
そういえば自分の今回の受賞作も、クリエイティビティの話とか入れてるし。
最後のほうも、どんどん作品の精度が上がってくる一葉に対する評論家とのやり取りなんかがあって、
ああ、こういうの、あこがれるよな〜って。
自分もプロの小説家として、こんな立場になってみたい!と思っちゃうよなあ。
黒木華の演技はすごく良かった。
「真田丸」にも出始めたので、この先、彼女は要チェックかも。
ログインしてコメントを確認・投稿する