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2015年11月28日20:28

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編笠〜西岳

富士見高原8:30〜編笠11:30〜青年小屋12:25-12:50〜西岳13:45-14:00〜富士見高原

日曜は予定があるので日帰り。
八ヶ岳には怪しい雲がかかっていたが、予報が晴れだったので登山口へ向かう。
八ヶ岳でも数少ない、駐車を気にしないでいい登山口。
ずっと気になってはいたが、地味で登る機会がなかった西岳。
先に西岳に登ると、絶対面倒になってそのまま降りちゃうので編笠経由とした。
ずっと樹林で単調な登りが延々と標高差1300メートルくらい続く。
-1.7℃くらい、風が冷たく鼻水が垂れる。と思いきや、鼻血だ。
この前もどっかで鼻血ブーしたな。
初めてのコースは地図を見ながらドキドキできるので楽しいな。
地形図とちょっと違ってたりするのを見つけたりするとなおさらだ。

標高が2200メートルを超えたあたりから雪が目立つようになった。
歩きやすかったので編笠直下まではいいペースだった。
しかし直下の岩石が累々と連なった斜面で立ち往生。
岩の隙間、はい松が雪で隠れて見えない。
八ヶ岳の稜線付近は、おそらく特別保護地域なので、
高山植物、その他指定植物の損傷が許されない。
レンジャーだし、ガイドだし。
靴で雪をかき分け、安全を確認してから一歩ずつ踏み出すので、
森林限界に出てから30分くらい費やしたか?
体がすっかり冷えてしまった。
青年小屋への下りはもっと悲惨だった。
先行者のトレースが1名分くらいあったが、
選んでつけたトレースではないようで、いい足場を選んでいない。
何度も岩の隙間に落ちた。
岩につかまらないとバランスが取れないが、その岩が雪で隠れているし、
踏み抜いたところが空洞ならまだよいが、ヘンに岩の壁になっていると足が壁にはじかれて
思いもよらない方向へ持っていかれるので関節がおかしくなりそう。
肘や脛から流血しながらようやく青年小屋に到着した。
観音平からと思われるパーティーがいた。
他にキレット縦走を試みた単独行者が諦めて戻ってきた。
西岳にはトレースがあったが、地図と目印を頼りに進んだ。
トラバース中、地形図より余計に登った気がしたが、
目印とトレースに従った。
後でGPSで調べると地形図のルートからはずれていた。
トレースや目印がなければヤバかった。
西岳からはまるで冬山のような景色を楽しんだ。
こちらから見ると権現岳がきれいな双耳峰で、まるで鹿島槍のようだった。
ガイド用に買った新しいストックを試してみた。
軽いけどグリップが小さく扱いにくかった。
ショックアブソーバーはグリップ部分にないと、たわみが出た時に効かない。
ホント、ガイドのときの非常用だな。
気持ち良い樹林をのんびり下り、駐車場に到着。
ほとんど人に会わない、静かなコースだった。
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