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2015年05月12日19:32

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「寄生獣 完結編」@TOHOシネマズ渋谷

前編も一緒に観に行った友達とわーい(嬉しい顔)浅野忠信、大森南朋、新井浩文等々、好きなキャストがワンサカ出ているのも楽しみでるんるん

右手に寄生生物の"ミギー"を宿す高校生・泉新一(染谷将太)は、いまや人間からもパラサイトからもマークされる存在に。そんな中、新一の住む東福山市にパラサイトが結集、市庁舎をアジトに組織化を図り、更なる勢力拡大へ向けて水面下で周到な準備を進めていた。対する人間側も、徐々にパラサイトの正体と脅威を把握していき、対パラサイト特殊部隊を結成してその殲滅に乗り出す。一方、人間の子供を産んだことで意識に変化が生じたパラサイトの田宮良子(深津絵里)は、新一とミギーの存在に人間との共存の可能性を見出し始めるが…。

なんだろうなぁ〜、前編鑑賞後のような高揚感はなかったというのが正直なところ。そりゃー"続きが観たいexclamation"ってなるから、仕方がないのかもしれないが。。

パラサイトによって、人間そのものの驕りや存在意義をも問われる壮大なテーマに気持ちが追い付かなかったのかも。マンガやアニメをチェックしていれば、もっと原作者の意図や想いが伝わって、映画もより深く楽しめたのかなぁ、と。

否定的な意見から入ったが、主演の染谷くんには拍手を送りたい指でOKCGに合わせた動きや表情があまりにさらりとやってのけるから、あえて言われなさそうだけど、ものすごく自然で素晴らしかった。あの目力と惹き付ける演技力はさすがで、引っ張りダコなのも頷ける。また彼の作品が観たいハート達(複数ハート)と思わせるもんね。

深津さんの存在感も抜群だったexclamation ×2子供を産んだことで人間的な感情があるはずのないパラサイトである田宮の心境が変化していく様を説得力をもってみせてくれた。まあ、ちょっとご都合主義な気がしないでもないが、それは深津さんのせいじゃないもんねあっかんべー前編でも強く感じた母性について、意識させるエピソードだった。

もうひとつ、橋本愛ちゃん演じる里美の存在。まさかの新一との初体験シーン。案外がっつりやるのね〜と思いつつウッシッシ、これもある種母性だな、と。この局面でこのシーンは緊張感を欠くし、賛否両論ありそうだけど、私はまあいいんじゃないかという肯定派寄り。

ラスボスである浅野さんもよかったぴかぴか(新しい)もうねぇ、出てくるだけでワクワクしちゃったよ。でーんexclamationと現れるだけで画になるし、その完璧な姿に圧倒された。

一番引っ掛かったのは、新井くん演じる浦上との屋上シーン。あれはないよ〜。完全に演出か編集のミスでしょう。浦上がどうなったかはっきり示さないで、あんな暢気な腕枕むかっ(怒り)この終盤のモヤモヤのせいで印象が大きく下がったのは間違いない。

「永遠の0」や「STAND BY ME ドラえもん」で立て続けにヒットを飛ばしている山崎貴監督、話題作を次々手掛ける川村元気プロデューサー、脚本もノリにノッてる古沢良太さん、と磐石の布陣だけにもっとよいものができたんじゃないのかしらexclamation & questionとツメの甘さが残念。。考えてる顔
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