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2014年11月27日22:06

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「神さまの言うとおり」@TOHOシネマズ渋谷

三池崇史監督ファンハートとしては、正直メインキャストに興味は薄いものの行っちゃうよねぇ〜。映画館で散々予告に遭遇して、スプラッター描写満載な感じなので、ちょっと「悪の教典」を思い出したりしながらウインク

ごく平凡な高校生、高畑瞬(福士蒼汰)。退屈な日常にすっかり嫌気が差していた瞬だったが、そんな彼を予想だにしない事態が待ち受けていた。授業中に突然、しゃべるダルマが現われ、生徒たちを相手に"ダルマさんが転んだ"ゲームを始めたのだ。しかも、ダルマがこっちを向いているときに動いた者は即座に首を飛ばされていく。訳も分からぬまま死のゲームに参加させられた瞬とその仲間たち。その後もまねき猫やシロクマといった謎の殺人キャラが登場し、生徒たちに"負ければ即、死"の残酷きわまりないゲームを次々と繰り出していくのだったが…。

密かに楽しみにしていたのは、ゲームの声の担当者たちぴかぴか(新しい)バラエティに富んでいて、かつ声優初経験の人が多いとのこと。ダルマ:ダルマさんが転んだ(声:トミーズ雅)、まねき猫:玉入れ(声:前田敦子)、コケシ:かごめかごめ(声:ダチョウ倶楽部他)、シロクマ:嘘つき探し(声:山崎努)、マトリョーシカ:カンケリ(声:水田わさび、小桜エツコ)といった面々。期待どおり声の出演者に大いに楽しませてもらった。トミーズ雅さんの憎たらしい関西弁は唐突に始まる理不尽な殺人ゲームへのイライラと不安をうまく煽っていたし、あっちゃんの特徴的な声はツンデレ猫にピッタリだったし、山崎さんのシロクマはその表現の豊かさに惹き込まれた。いきなりディテールの感想から書いちゃったあっかんべー

マンガが原作本なので、この不条理な非日常がなぜ始まったのか、生き残った生徒たちの顛末等、諸々設定自体に疑問を持つのはナンセンスでしょう。基本的にただただこの簡単に殺されていく死のゲームの行く末を見守るのみなので、ちょっと中だるみ感があったのは否めない考えてる顔

最初のダルマさんが転んだの結末には意表を突かれたし、血しぶきを表現するのに大量の真っ赤なビー玉が使われており、ビジュアル的にもインパクトがあった。そういう遊び心やアイデアが三池監督らしくて好きハート達(複数ハート)だけど、その後のゲームはあまりハラハラ感がなかったかなぁ。特にカンケリはマトリョーシカがゲーム自体に絡まないし、イマイチ。実はさらにおまけもあるんだけど、それもなんだかねぇ。。

生き残った高校生たちはメディアでも盛んに取り上げられていて"神の子"と崇められるような異常事態。このゲームは世界規模で行われており、主人公の瞬以外にも勝ち進んだ日本人がいる終わり方。さらに、ずっとこの状況を熱心にウォッチングし続けてきたひきこもりの中年(大森南朋)や謎の長髪ホームレス(リリー・フランキー)もほぼセリフなしで意味ありげな出方なので、続編への色気はたっぷり。ヒット次第って感じかねexclamation & question

福士くん人気も手伝ってか、なかなかの入りだったので、続編あるかもねぇ〜。ただ、演技はもうちょっと気合い入れて欲しいわウッシッシ
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