mixiユーザー(id:48237992)

2023年12月28日06:50

113 view

幸福論 〜Alain=Emile-Auguste Chartier〜

不幸をなげき悲しみ
他人や社会のせいにするのはたやすい
しかし自己|憐憫《れんびん》からは
何も生まれない
幸福を得る方法としてまず大事なのは
不幸の原因を見詰め
対処法を見つける事なのだそう

幸福の例として芝居をあげる
つまらない芝居を見ると退屈する
しかし自分が芝居に出る時には
つまらない芝居でも退屈しない

だから「幸せになりたい人は
舞台に上がらなくてはならない」と言う

「幸福を得るためには
人生の主役になって
前向きに努力することが何より大切
もちろん努力は苦しいこと
しかし人は苦しさを乗りこえた時こそ
幸福を感じる
棚ぼた式の幸せはありえない」と言う

宝くじが当たることを夢見ることは
悪いことではないが
それでは本当の幸せは
得られないように思うことに通じる

もちろん努力が必ずしも結果に結びつくとは
限らないことも知っている
金メダルは努力した大勢の中の一人にしか
与えられないから

けれど
金メダルを目指して努力することの
大切さも知っている

だから
黙々と努力する人を
応援したり励ましたくなる人がいる

努力する人
それを支える人々
そのつながりに幸せが見いだせる

多くの名言が
ちりばめられている

たとえば
「悲観主義は感情で、楽観主義は意志の力による」

悲観的な人は
楽観的な性格を天性のものと考え
自分には縁の無いモノと考えがち
意志の力で楽観的になれると知った

たとえば
「自分のことを考えるな。遠くを見よ」

目先の不安に囚われていては
幸せには到底なれない
今の不安を3年後は覚えてなどいない
だったら目先を変えるべきと知った

たとえば
「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」

楽しい顔をしている人には
幸せ感がただようもの
楽しい顔をして
暗い気持ちにはなれないと思いかえした

おしまいは
「幸福になることは義務である」

幸せというのは人に|感染《うつ》るのだそう
だから まずは自分自身を幸せにして
それを周りの人に伝播させていく
その為 自分自身を幸せにすることは
人間の義務であると言う

自分が幸せになることで
誰かを幸せにできる
幸せになった誰かは
また誰かを幸せにする
まさに幸せの連鎖ではなかろうか

人が生まれてくるのは
幸せになるためであるなら
生まれた人には幸せになる義務がある

その幸せは独り占めするものではなく
他の誰かを幸せにするものであり
人と人は関わり合って
幸せを分かち合う


5 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する