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2023年10月19日16:39

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言霊

孔子が「耳従う」
と言ったように、細胞の核は自分の言葉を一番聞いているのだそうです。

「天のコトハと地の音織りて うたえよあわのうた」
故海老原よしえさんの八島あわの歌
よしえさんは48音のアワ歌を平成天皇と美智子様の前で皇居勤労奉仕の時に唄って、美智子様がとても感動されていたそうですが、48音ひとつひとつが私達の五臓六腑に共鳴し、内臓を調えてもくれるそうです。
合宿では朝に言霊ワークをするのですが、痛みが消えた方や感想に「言霊ワークが気持ち良かった」と書いて下さる方が多いです。
皇太子になる立太子の儀ではこの48音一音づつを皇太子になられる方が発していくのだそうです。

日本語(大和言葉)は自然発生音が元である為自然と一体となりやすい言語で、対象物を見て、聞いて、感じて出た発生音声なので日本語を発する音と出来事(事象)の間に隔たりがさほどなく、適した音(言葉)を言えば、適したモノが現象化しやすく、それが言霊信仰に繋がったのかもしれません。
そして、母音(母なる音)一音一音が天と地の情報を込めているのではないでしょうか。
母音アイウエオは日本の陰陽五行であり、宇宙の成り立ちを現わしているとも言います。

本来左脳が理性、右脳が感性となりますが、日本人は殆どの音が左脳に入る為感性を伴った理性が発達し、虫の音等も心地良く感じる。
でも外国人には雑音となるので、日本の映像を輸出する時は虫の音等は消して輸出する・・・と五木寛之さんの書物で読んだことがあります。

子ども達は物心ついた頃から「お父様」「お母様」と呼んでくれています。最初恥ずかしがっていた夫が娘に初めて「お父様」と言われた時、「すっごい可愛い!」と言っていたのですが、私も初めて長男に「お母様」と言われた時に「お母さん」とは違う愛おしさを感じました。
たった末尾の一音が違うだけで相手に与える印象も、発している方の相手への気持ちも違ってくる言霊ってやはり意味があると思います。

7歳までは大和言葉にどっぷり浸らせたくて、夫に母子でアメリカに行って欲しいと言われた時も末息子が7歳になるのを夫に待ってもらい、息子が7歳になった翌月にハワイ島に越しましたが、それでも早いと思い、家の中では敢えて綺麗な大和言葉を使い続けました(そんなに英語ができたわけでもないですがあせあせ)。

「日本語には主語がないから、『勝ちますように』と言えば自分のことも相手のことも願っていることになり、日本語は自他一体が根底にある言語だね」と娘が高校生の時に言ったら、「お母様はサムエル(娘のクラスにいた留学生)と同じことを言っている」と言っていたことがありますが、たった一年日本語を学んだだけでそれを感じるサムエルは素晴らしいし、外から日本語を見ているからそう言うことにも気付けるのだろうな、と思いました。

今アニメや日本の歌謡曲が世界で人気となり、日本語を話す外国人が増えていて、ハワイ島に住んでいる時も子ども達の学校の友達が「カワイイ」等日本のアニメから覚えた言葉を使っていて微笑ましかったです。

女性の方が脳の左右を繋ぐ脳梁が太いから直感に長け、巫女やシャーマンが女性に多いそうですが、日本の女性が綺麗な大和言葉を発し続けるだけで言霊の影響で世界は変わってくる気がします。

昨年の冬至に熱海の森の中で「もっと言霊を響かせろ」と言う言葉が聞こえ、昨年末から今年にかけて言霊を響かせるように仕向けられているようなことが度々起きていますが、今月10回目の上級クラスでは「言霊について」の講義でした。
上級クラスでは言霊以外にも「食以外の心身へのアプローチ」等についてお伝えしています。
でも言霊の前にあるのは想い、念であり、それを作っているのはやはり食なのですよね。


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