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2021年12月18日07:55

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拡がる流山市の地産地消戦略

 流山市では約10年前から「その地域で生産されたものは、その地域で消費すること」を掲げて地産地消を推進する事を市の戦略として取り組んできました。
 地産地消には輸送コストが抑えられ、地元市民に新鮮でお買い得な地元産品の提供が狩野となり、生産者も安定供給ができるようになって、地域経済の活性化につながることが期待されてきました。
 また地元の目に見える環境で生産される農作物や加工品を市内の子供たちに提供することで野菜などの食べ物が、どういう環境で、どうやって作られているかを実感を持って知ってもらい、提供食べることの大切さを学ぶ食育にもつながっていきます。

 当初地産地消は学校給食から始まりました。今では当たり前になりつつありますが、市報で知ったときは、グッドアイディアだと感激したものです。しかし学校給食以外に拡がらないだろうと予想していたら、思わぬ広がりを見せていました。

●流山農産物料理レシピ集
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/212/recipe200507.pdf 


●農産物直売所・朝市の増加
下記リスト参照
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/institution/1004724/index.html

●イタリア家庭料理店「コメ・スタ」での取り組み
野田市に本店を置く「コメ・スタ」は、地元の食材を使った料理の提供を行う人気のレストランです。流山おおたかの森S・Cタカシマヤフードメゾン内にもお店を構え、そこでの地元流山野菜を使用した製品の販売を行っています。
http://comestadome.jp/

●増え続けるロカヴォのお店
 ロカヴォとは、地元の食材だけを食べるという意味の「localvore」をもじってできた造語です。流山産業博では、地産地消を目的に流山の食材を使用したご当地メニューのグランプリを決める「ロカヴォグランプリ」も行われました。流山市内には上記の「コメ・スタ」ばかりでなく地産地消のロカヴォのお店が近年増えてきています。
ロカヴォのお店のリストは下記リスト参照。
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1002188/1002210/1002214.html

●農業体験活動
 さらにまた、市内の地元農家や家庭菜園の方々が野菜を持ち込んでいる直売所が市内各地にあります。これもここ10年で拡がった地産地消の広がりの一環と言えるでしょう。それを支えているのが、市内の農家が子どもたちや市民の方に農作業の体験の場を提供する農業体験活動が、活発に開催されていることです。
 また地元野菜を使った親子でわくわくクッキングなど、地産地消のPRイベントも積極的に行われているようです。

●流山倉庫街へ流山市の地産地消が拡大
 今回、1番訴えたいことは流山倉庫街へ流山市の地産地消が拡大を始めたことです。写真のAmazon流山のカレンダーにあるとおり、カフェテリアのランチでは、地元農家の野菜ランチが定期実施されています。当初の予定より増えて12月だけでも、3回実施予定となっています。15日の地元農家の野菜ランチは凄い人気で、わたしは食べることができませんでした(^^ゞきっと流山を愛する地元の人がたくさん働きにいらしているのでしょう。
【リンク】野菜提供:石井農園
http://9matarou.blog7.fc2.com/blog-entry-57.html

●農作物以外にも地産地消が拡大
 野菜ばかりでなくて、地元産品をAmazonが買い取って社員や派遣スタッフまで無償提供する取り組みが行われています。例えば流山の名物店となったレタンプリュスから、倉庫オープン時にショートケーキが振るまわれたり、8日にはフィナンシェが流山せんべいと共に無償配布されました
【リンク】レタンプリュス 
http://lestempsplus.com/
【リンク】流山せんべい
https://tabelog.com/chiba/A1203/A120305/12027829/
 そのほか今月は江戸川台の人気和菓子店の名物どら焼きや新製品の抹茶プリンと水ようかんが無償配布されました。抹茶プリンは抹茶がかなり濃く練り込まれていて、ゆで卵くらいの固めの食感と相まってとても美味しかったです。皆さんもぜひお店で注文してください。
【リンク】TVチャンピオン優勝のどら焼き「福徳焼本舗」が江戸川台に
https://mrs.living.jp/kashiwa/shopping/reporter/4189702

 ちょっと長くなりましたが、流山倉庫街はAmazonだけでなく、現在も巨大倉庫が建設中です。地産地消の取り組みが各巨大倉庫全体に拡がれば、ランチ需要だけでも相当な消費量となることでしょう。そうなれば地産地消戦略が、学校給食レベルから、地域の経済を支える大きな産業へ発展することでしょう。
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