「滅びの前のシャングリラ」 凪良ゆう、中央公論新社。
本日3冊目。
さすが本屋大賞ノミネート作品、お見事な設定&ストーリー展開&ラストでした。
まあ、伊坂幸太郎みたいな作品と言えなくもないが(苦笑)。
キャラ設定が抜群、分かりやすいキャラ設定だからこそハマる。世界が終わるという設定に、宗教団体に一般市民の暴動、そういう世界であえて一人の女の子のために行動を共にする。
人殺しもしまくる。非日常の世界とはいえ、不思議なことに必要な行動だったとさえ感じちゃう、この作品の最大の個性かも知れない。
個人的には昨年の大賞受賞作の方が好きだが、この作品も受賞してもおかしくないかな。
100点満点中70点。
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