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2020年06月25日20:53

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映画『ドクター・ドリトル』〜TOHOシネマズ流山おおたかの森で新設IMAXレーザーを体験してきました。

TOHOシネマズ流山おおたかの森で新設IMAXレーザーを体験してきました。

 19日にリニューアルオープンとなったTOHOシネマズ流山おおたかの森6番シアターでいち早く新設IMAXレーザーを体験してきました。作品は同日公開の『ドクター・ドリトル』です(本稿後半にレビューあり)。

 まず残念なところは、6番シアターは283席しかなく、日比谷や新宿のIMAXスクリーンに比べて半分以下になっているところです。日比谷や新宿の大スクリーンでも、IMAXカメラで撮影された本来の画像の大きさの半分しかないというのに、流山のスクリーンではIMAXの醍醐味が半減してしまいました。せめて9番シアターの401席のスクリーンをIMAXにできたら、もっと大きなスクリーンになっていたことでしょう。

 IMAXレーザー自体は大変素晴らしくて、まず音響には驚きました。もう度肝を抜く重低音なんです。圧倒されたのは、9月公開の『TENET テネット』予告編でした。他のホールでは何度も見ているはずなのに、IMAXレーザーでみると第三次世界大戦を阻止するスパイアクションの世界が、より緊迫感をもって迫ってきたのです。IMAXレーザーはアクション系の作品に最高の音響効果をもたらしてくれることでしょう。

 一方画像も良かったです。なによりも色鮮やかなこと。特に赤を中心とした暖色系が強めで、全体的に暖かめな色調でした。もちろん明るさもコントラストも抜群で、これを見ると普通のスクリーンが暗くて色薄く感じてしまうほどでした。
 なので今回見た「ドクター・ドリトル」のようなファンタジー作品との相性抜群。色鮮やかな発色で、ファンタジーな世界観をより引き立ててくれました。

映画『ドクター・ドリトル』の感想
https://dr-dolittle.jp/
2020年6月19日公開
 100年間も愛され続けてきた世界的ベストセラーであるヒュー・ロフティング原作の児童文学作品『ドリトル先生』シリーズは、度々映画化されてきました。まず、1967年に本作と同じ20世紀フォックスで『ドリトル先生不思議な旅』としてリチャード・フライシャー監督により映画化されています。1998年に公開されたエディ・マーフィ主演による「ドクター・ドリトル」は、1990年代風にアレンジした作品に斬新なものでした。同作では、ドリトルが動物と話ができるようになった経緯が描かれており、本作の前日譚と位置づけられることでしょう。本作ではさらにドリトル先生と仲間(どうぶつ)たちが大海原に乗り出すアクション・アドベンチャーが加えられて、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を彷彿させる(実際にパクっているシーンあり)要素が強くなり、原作ファンは怒っているかもしれませんが、気軽にファミリーで楽しめる作品となっています。

 何と言っても、登場する動物たちが個性豊かで、楽しいのです。ドリトル先生が最も信頼する親友である頑固なオウム、臆病なゴリラ、とぼけたアヒル、陽気なシロクマ、皮肉屋のダチョウなど個性豊かな動物たち。ほかにもメガネをかけた忠実な犬や、おしゃべりなキリン、賢くて勇敢なキツネ、昆虫など数多くの生き物たち全てがドリトルと話せるという設定によって、それぞれの個性がいっそう引き立ち、ドリトルとのやり取りに大笑いしました。そういう点が、子供たちに大変うける要素になることでしょうね。

 また主人公のドリトルはもともと名医だが変わり者だったのが、妻を失った悲しみから、治療院を閉鎖したことでますます人間嫌いに拍車がかかり、偏屈さがパワーアップ。その偏屈ぶりから醸し出される可笑しさをロバート・ダウニーJr.が、がらりとキャラ変して好演しているのです。但し、どことなくジョニー・デップに似ているなぁとは思いましたが(^^ゞ

 そんなドリトルが治療院に迷い込んできたスタビンズ少年に根負けして助手に認めてしまったなかで、次第にくすんでいた心が開き、大海原に冒険に出でかけることになったのです。
冒険の目的は、治療院のスポンサーであるイギリス女王を病から救うこと。ドリトルは女王を救える唯一の治療法を求めて伝説の島へ向かうのでした。

 けれども女王の病には、国を揺るがす陰謀が絡んでいて、ドリトルを伝説の島へ行かせまいと軍船を差し向けます。まるで『パイレーツ』のような展開に(^^ゞ

 さらに「伝説の島」の手かがりとなる日記は、妻の故郷である盗賊の島に残されていました。島に潜入するドリトルでしたが、盗賊の首領である彼女の父親は、ドリトルを敵視していて、ドリトルを捕まてしまい、トラの檻に放り込んでしまいます。ドリトルは自分に対して因縁を持つトラに睨まれて大ピンチ!

 このように物語はめまぐるしく動き出して飽きさせてくれませんでした。それにしてもドリトルの治療技術は凄くて、伝説のアレまで治しちゃうのですね。
 そして最後に、亡くなった妻とを懐古するするドリトルの台詞には、ついついホロリとさせられました。  ファンタジー好きな方にお勧めの作品です。
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