心学「学ぶ」
自分と合わない性格の人間、嫌いな人間、いろいろと人間の好き嫌いの感情は起きる。それは当然のこと。
しかし、世の中はそのような人間とも付き合う必要が多々ある。
学問を修めた人間は、たとえ好き嫌いの感情があっても、それらの人間を否定することなく、「仁」の心を以って接するが、あまり近づかない。
近づくほど感情に影響するからである。
しかし、なぜ自分と合わないのか、なぜ嫌いなのか、それを自分自身の心を観ることによって心の器を計ってみる。
心の器を観ることで自省と改善ができ、器が大きくなる。
嫌いな人間から学ぶ心の勇気は仁徳の高い修養である。その為にも学問があり、それを実践することが実学である。
そこに到達するまで日々の修養だが、その域に達すると心の悩みや迷いが軽くなり、「道理の徳」を得ることができる。
人間、それぞれに自分なりに生きている。好き嫌いがあろうとも自分を含め、精一杯生きているではないか。自分が他人に好き嫌いがあるように、他人も自分への好き嫌いはある。
全ての人を思いやり慈しむ心が「仁慈」と云う最高徳目になる。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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