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2019年11月07日03:43

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心学「親の力」

心学「親の力」

「親の七光り」と云う言葉がある。子供にとって印象悪い言葉に感じる。親の偉業を数段越えなければ、その光は消えない。親の力があってこそ今の自分があることを認め、その親の力を越す才能や技量が必要だが、それは持って生まれた物でもあるから越えるには難しい。

親の偉業を越すことは至難の技と思えることはある。親に恥をかかせない、親の顔を潰さない、親の信用を守る為にも、子供として「為すべきこと成す」忠孝の心が必要。

そして、その親はやがて老いて、誰かの手を要するであろう。その時こそ「孝」の心を以って親に尽くすことが親を越ゆる時機である。

それまで自分は親の力が必要であった。でも、今度は反対に親が子供の力が必要になる。力の逆転である。それこそ親を越ゆる時になる。古来、孝行する人間には福が来ると云われ、多くの孝行逸話がある。

世に事を成した人間ほど親孝行に励んだ。如何なる親も自分自身の親であり、その親があって今の自分がある。

自分自身の幸不幸を親の所為にせず、多くなる仁徳の心を以ってすれば親に孝行できる。その相(すがた)を観て、他人は自分の人徳や人格を評価する。

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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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