2019書評118

｢不老虫｣　石持浅海、光文社。

本日1冊目。

石持浅海さんらしい作品と言えるが、帯のフレーズはちょっと解せない気がしました。

こういう設定で1作品書けるのは石持さんらしいし、かなり奇妙で薄気味悪い設定なはずなのに軽く読めるのも石持作品らしさを感じられました。

でも帯に書いてある変化球に仰天せよは、石持作品を読んだことない人向けなの？それなら意味が分かるんだが、読み慣れている人からしたら、このストーリー展開で更にどんでん返しでもあるの？って想像しながら読んじゃったから、ラストが思っていた以上に普通に感じて拍子抜けしちゃったな〜。

あのラストだと続編ありそうな気がします、楽しみです。

100点満点中70点。