mixiユーザー(id:4795751)

2019年03月08日21:37

81 view

「フォルトゥナの瞳」@TOHOシネマズ渋谷

神木×有村の共演ということで、興味があったこの作品。映画館でも何度となく予告を観ていて、どうなんだろうなぁと多少の不安を覚えつつ。。水曜レディースデイに鑑賞わーい(嬉しい顔)

************** 重要部分ネタバレなし **************

自動車修理工として働く青年・木山慎一郎(神木隆之介)は、幼少期に飛行機事故で家族を失ったトラウマから、友人も恋人も作らず孤独に生きていた。ところがある日、自分に"死を目前にした人間が透けて見える"という不思議な能力があることに気づき、苦悩を深めていく。そんな時、偶然入った携帯ショップで桐生葵(有村架純)という運命の女性とめぐり会い、互いに惹かれ合っていくが…。

"フォルトゥナ"とは古代ローマ神話の運命の女神だそう。不思議な能力を宿した主人公の青年と、偶然出会い惹かれ合った女性の切ない恋の顛末を描いたファンタジックラブストーリー。あり得ない力を持ってしまった主人公の苦悩を神木くんが繊細にみせてくれたし指でOK、相手役の架純ちゃんも相変わらずの安定感ハート達(複数ハート)その他出演陣の演技にも文句はないが。。

こういうファンタジーの設定に色々いちゃもんつけてもしょうがないと思いつつ、やっぱりちょっと言いたくなっちゃうあっかんべー死ぬ前の人がわかるという設定は、いつどんな理由で死ぬかまではわからないから、めっちゃ曖昧。何人かの運命を変えて命を救うんだけど、どうやって予見して特定できたのexclamation & questionと疑問に思う時があったり。クライマックスでも木山の行動が腑に落ちず。もっと別の助ける方法があったのではexclamation & questionとかね。

木山が飛行機事故に遭った回想シーンでなんとなく気付いたが、そのオチはちょっとしつこくないexclamation & questionとか思ったり。感想を書いているとちょいちょいツッコミどころが浮かんでくる。それでもこの映画をダメだとは言いたくないのは、登場人物の心情がちゃんと伝わってくる役者陣の演技と、ラブストーリーとしては堅実な作りで、2人の純愛っぷりが微笑ましかったからexclamation

出演は他に、志尊淳、DAIGO、松井愛莉、北村有起哉、斉藤由貴、時任三郎といった面々。木山の務める自動車修理店の社長夫婦役の時任さん、斉藤さんの両名がいい感じexclamation ×2神木くんと斉藤さんが2人で話すシーンが何度かあってそこが特にお気に入りハート斉藤さんはやっぱりいい役者だなと改めて思った。

"人生は選択の連続である"というのが、この映画のテーマの1つでしょう。斉藤さんのセリフで「人間は朝起きてから夜眠るまでおよそ9000回も選択をしている。」的なのがあったが、素直にへぇ〜と思った。ほんとにそのとおりで、日々何気ないことでも選択し続けているんだよなぁ。もしあの時、違う選択をしていたら未来は変わっていたのかexclamation & questionなんて、考えてもしょうがないことが浮かんだりした。

原作である百田尚樹さんの同名小説本も読んでみたいところ。ちらほら泣いている気配も感じたが、映画やドラマではすぐ泣きがちな私は泣けず。。神木&有村のキラキラ恋愛部分を楽しむのと、観た人とあれこれ語り合う分にはうってつけの映画。結末まで全部知った上で、もう一度葵目線で観たら、また違った感じを受けるかもしれないなと思ったウインク
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する