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2019年03月03日17:37

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「十八の夏」(#806)

雨の日は出掛けるのが億劫だな。。。
そんな言い訳をしつつ、のんびり過ごした日曜日。。。


書名:「十八の夏」
著者:光原百合
版元:双葉社(文庫)


いつもは、裏表紙の筋書きみたいのを引用するんだけど、パッとしないから、この本はそれは無し。

短編集。
どれも違った味があり、おもしろかった。
短編なんだけど、それぞれに深さがあり、長編にしてもいいんじゃないかと。って言っても、短編にしてても、足りないものがある訳でもなく、スラスラ読めてよかった。

一番自分の中で響いた台詞。
「人間ってのは自分勝手なもんだ。
 人のためと言ったって、たいていは自分のために行動してる。
 誰かのために何かをするのは、その人が悲しむのを見ると自分が辛いからだ。
 その人が喜ぶのを見ると、自分が嬉しいからだ。」
そうかもなぁ。

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