心学「過去」
過ぎ去ったことをいくら追い掛けても戻りはしない。どれだけ悔やんでも戻らないのが過去。その後悔の原因は自分自身の心にある。その後悔は心の種から始まった。
「仁・義・礼・智・信」の「智」が欠けると、先を読むことができなくなり、結果失敗することになる。自分の力量と環境、人間関係の先を読む力が「智」である。
後悔するような心の種があって、それが知らない内に育ち、後悔の花が咲き、後悔の実を結ぶ。故事に曰く「後悔先にたたず」と云う。「先に立たず」はまさに「智」の力不足である。自分自身の性格、心の在り方をまず自分が知ること。
過去は取り戻せないが、未来における過去を創ることはできる。後悔しない自分創りである。その為にもまずは「自分を知る」。自分を知った上で自分の分限をわきまえること。分限とは自分が持つ能力や心の力を云う。
その分限を越さない限りは失敗することは少ない。未来は過去と現在の延長線上にある。過去を知り、現在で自分を改心させ、未来を迎えれば良い。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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