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2018年03月16日01:01

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ぼくのりりっくのぼうよみ TOUR2018 Fruits Decaying

ツアーファイナルを聴きに行った。

スタジオコーストのコーネリアスより楽しめた。

歌詞が全く聞き取れなかったけど、音と声だけで充分2時間聴けた。

ただ不安になったのは、5年後彼はどうするんだろう、ということ。

今20歳、25になってもこれをするには芸の幅が狭すぎる。

同行者の見立てでは、音域も狭いように感じたらしい。

そういう意味で2018年ジャストの音を彼は鳴らしていて、ラップが聴いていて気持ちよかった。

ただ客が冷めているのか、それとも今の若者はみなこうなのか、あっさりした様子が印象的だった。

そのくせ手でハートマークを安易に作ってる女の子がいたりして、アーティストも客も危うい感じがした。

20歳でEXシアターを満員にできても、先の展望が見えない。

オケはかっこいいし、自分の得意とする部分を押し出せるくらい、自分の歌声の特質を分かってはいる。

でも聴きに来た人、飽きたらすぐに見放しそうな危うさ。

そうなると5年後、彼のリスナーはどれくらい残るだろう。

それを避けるためには彼はここから一苦労しなければいけないと思う。

そして、恐ろしいことに、今の若いアーティストは捨て曲を作ってはいけないらしい。

捨て曲をやった瞬間に、その曲はすぐに飛ばされてしまうだろうから。

重要なのは最初の5秒、10秒。

そこでリスナーを「おっ」と思わせなければいけないのだ。

ちょっとよく考えてみると、それはとても恐ろしいことだ。


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