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2017年12月14日11:47

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教会関係の更なる続きと、僕の結果・旧友たちへのメール

  まず、知っている人の早死はもう一件。僕と付き合った頃は駆け出しの伝道師。後に牧師になられたが、彼も40歳くらいで急病死した事をインターネットで知った。その人は僕と付き合った時も教派に強い不満を持ち、ストレスをためていた。「戦前は天皇制権力と軍部におもねり、戦後は資本家に尽くすだけである。在日韓国人などへの差別感情がものすごく強い人がほとんどだ。潰さないとダメかもしれない」と僕にも漏らし、若い時から強い酒を飲んでウサを晴らしていた。やはり、ストレスとウィスキーの重複で、体を壊したのかもしれないと察してもいるわけだ。但し、そのウィスキーなどの出所については、問題意識は持たなかった。
  とにかく、一コミニティで、しかも、僕の見た範囲だけで、5人が早死。異常というしかない。
  でも、その教派に行ったお陰で、近代欧米史は勿論、資本主義など、社会の搾取の構造について知る事ができた。その教派は戦前から資本家が多く、又、戦前は軍人もかなりいたそうだ。故に戦前は諸々の日本の起こした戦争政策に協力し、戦後も以上の牧師の言う通り、資本主義的な政策に協力してきたわけだから、僕は戦前の軍国主義も、日本に限らず、資本主義の搾取構造も知る事ができた。
  障碍者とかハンセン氏病元患者は資本主義から疎外された人たちには違いないが、(施設・在宅の別なく)どうもそのような人たちの集まる所にばかり行っていると、社会構造みたいな事が見えなくなり、社会に疎くなるらしい。多くのボランティアなどがそうなったのを見てきたからだ。法学部の人がS園などに熱を上げた果て、「社会という言葉自体が判らない。社会なるものは存在しない」と言い出し、法律の勉強もしなくなった例も知っている。その人は長く悩んだ果て、近年、気持ちを入れ替えて、法律の勉強をしなおし、その法律国家試験に合格し、司法書士にもなられた。それも人生だし、立派である。尊敬もしているわけである。個人的な事はともかく、この僕もかつてS園や伊藤まつさんの所からも社会とか経済が見えず、やはり、「社会は存在しない」という考え方になった事もある。無論、学校議論からも社会は誰も見えないわけである。社会の矛盾と言われても判らなかった。
  それが戦前・戦後と日本社会の矛盾の寄せ集めみたいなその教派に行き、資本主義の矛盾構造などが判った。更には、搾取する側も非常に寂しく、不幸である事も。資本論に書かれていない事も判った。行って良かったと思う。それから、牧師に高級酒を贈る資本家信徒たちの気持ちはいかがなものかと。一人一人違うわけでもあるが、まともな信仰心からのものだろうかと皮肉に想うわけだ。


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