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2017年09月20日11:46

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村上海賊

2017年9月19日 火曜日 晴れ
起床7時34分、完全犯罪ならず、バンが横の道を登って行った。考えてみれば電波塔の保守点検をしない筈がない。そのバンは電波塔ではなく、その手前の高圧線の配電盤かなにかの扉を開けて2人がかりで作業をなさっていた。
入って来た道は荒れていたが、反対側の道は比較的きれいだ。

起きる少し前から噴射音が聞こえ、その音で起きたといえるのだが、その音は石切場からのものだった。大島石、聞いたことがあるかもしれない。

進むとカレイ山展望公園がある。道をお掃除している係員さんもいる。展望台は平成風だ、念仏山のそれは昭和風だったが。この展望台から能島が見えた。展望台にありがちな双眼鏡の料金投入口が潰れている。覗くと見えた。おかげで能島に東屋等がある事が確認できた。

村上水軍博物館は休館だった。残念。「村上海賊の娘」の大島石で作られたレリーフがあった。
和田竜氏の作品は4作ほど読んだが、そのうちの「のぼうの城」と「村上海賊の娘」は同じ話だ。
「戦さはないのか」と皆ががっかりしているところを主人公の我儘で開戦する。
和田竜氏は新人類(なんだそれ?)世代。この世代は出遅れた感がある。つまり、この2作は歴史小説の形を借りた私小説なのだ。高度成長期を終え出番がない、そんな気持ちを著した小説だ。
軍国教育も受けた。嘘だと思っていたら本当に冷戦終結後に好戦的なアニメや特撮ものが激減した。むろん戦争なぞない。
時は戦国時代後期、群雄割拠の時代は終え、世の趨勢は決した。戦うより戦わない事で強い方についた方が得策だ。だが、そうなると下々の将兵には武功を挙げるチャンスがない。
そんな2つの時代をクロスオーバーさせたのがこの2作品ではないだろうか?

再びしまなみ海道に乗り大三島で降りるインターの料金所で帆別銭を支払う。島を一周し鼻栗瀬戸などを見学。
次は因島の水軍城、本丸の資料館は開いていた。そこで知った白滝山の五百羅漢、展望台での景色は絶景だった。五百羅漢といえば村上隆、考え過ぎか?
再びしまなみ海道に乗り因島を離れる。竹原まで行くが、この辺に野宿地はありそうでない。
たぶんここは休耕田、麦酒開栓時刻22時05分、明日は早めに発たねば。
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