森山くんの名前がたまたま目に留まって行くことに決めたこのお芝居。子供たちが考えたお話が原案ということで、なんだか面白そうな試み。前半割4,000円というチケット代も嬉しい
(約3週間の公演で最初の1週間位まで通常より500円安い。演劇ではたまにこういう料金設定がある。)
予測不能な子供の閃きを元に、岩井秀人・森山未來・前野健太をはじめとする大人達が、右往左往しながら演劇作品に仕上げる、それが「コドモ発射フロシェクト」です。野田秀樹の「子供の書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイディアから始まりました。「ことば好き」の岩井、「からだ好き」の森山、「うた好き」の前野が集まり、大人が描こうとしても描けない、子供が思い描く「世界」を立ち上げ、大人も子供も楽しめる上質な舞台を目指します。タイトルの「なむはむだはむ」は、ワークショップ中に子供達が生み出した、死者を弔うための言葉です。
原案:こどもたち
つくってでる人:岩井秀人 森山未來 前野健太
そもそもこんな企画どうだろうと思った人:野田秀樹
なんだか楽しめない自分にまあまあ落ち込んだ帰り道。自由な発想とか豊かな想像力とかってほんとないよね。こういうものを楽しめる遊び心というか、心の余裕みたいなものがないのだと思う。でも、周りからは笑い声も度々聞こえたし、真ん中の舞台を挟んで向かい側の席の人達も結構笑顔がこぼれていた印象。
思えば子供の頃からすごく冷めてた。現実見てる(見てる気になってる)可愛くない子供。さすがに物心がつくまでは無邪気に"子供歌合戦に出たい
"とか言って、ピンクレディーを真似たりしてたらしいが、徐々に自分の力量(ビジュアルや知力、運動能力など総合的な)や環境を理解していったのでしょう。笑
たまたま隣の女の人がめっちゃリアクション大きくて、引いてしまった部分も大きい。笑ったり時には手を叩いたり、前のめりになったりすることはもちろん自由。でも、話すのだけはどうにも気になってしまった。例えば、"○○して死んだ"って演者が言った後に"死んだ(笑っ)"って感じて単語を繰り返したりするの。集中して観てて無意識なのかもしれないが、それは心の中で言ってー
って。で、普通は座席での飲食禁止なんだけど、観ながら思いっきりペットボトル出して飲んだり、舞台の写真を撮ったり。ただのマナー知らない人だったのか
ちょっと謎。
検索したら、帰りにロビーに出ていた演目の写真をあげてる人がいたので、それを見させてもらって、下に初日の演目を残しておきます。もしかしたら、日によって変わったりするのかも
<初日の演目>
・ろうじんとハムスター
・むかしむかしおじいさんがいませんでした
・ガイコツ
・クローバーストーリー
・きょうりゅうのえいがかん
・長い毛
・長い毛2
・こまごまかってきてのいみ
森山くんのもの凄い身体の動きと前野さんの歌は素晴らしかったけど、今後もコドモ発射プロジェクトが続いて次も同じ感じなら、もういいかなぁ。。いやいや、今回は私のテンションと席運が悪かっただけか
ログインしてコメントを確認・投稿する