おもしろい本はスイスイ読めちゃう。
書名:「雪煙チェイス」
著者:東野圭吾
版元:実業之日本社(文庫)
「殺人の容疑をかけられた大学生の主人公。
彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、主人公は日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは、「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事。
村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる。。。」
ってな感じ。
おもしろかった。それよりも、作者がウィンタースポーツが好きなんだな、っていうのが伝わってきた。
っていうか、東野さんがこの版元から出してる文庫は全部冬が舞台なんだよな。
なんか他の文庫のエッセイみたいのでも、ウィンタースポーツについて書いてた気がする。
読んでて思ったこと、警察って、やっぱり容疑者には厳しいのかな。
事件が起きて、主人公は無実なのに、警察から逃げるけど、出頭したら、覚えのない罪を追わされるのかな。
そんなことが心配になりました。
警察に勤めてる人も、きっと最初は自分の正義を貫くためにやろうとするんだろうけど、だんだん組織の論理に取り込まれていくのかな。
まぁ、サラリーマンも同じかもしれないけどねぇ。
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