ブログにあえて書いたＫ氏の気持ち

　　「日本史上、聴覚障碍者は精神障碍者の次に差別された」は伝えられたＫ氏の気持ちだから、あえて書いたわけです。本当は「一番差別された」と氏は思っていましたが、聴覚障碍者たちも精神障碍者への強い差別意識を持っているので、そこは脚色して。聴覚障碍者といえども、精神障碍者の問題には向き合わなければならないわけだから。
　　精神障碍関係を別にすれば、以上の所はハンセン氏病や脳性まひ関係からクレームが付くわけですが、それでも、氏の気持ちだから書いたわけです。
　　氏と僕が一緒だったＶＹＳは、例の手話会を作る前＝Ｋ氏が入りたての時は役員も会員たちもハンセン氏病の事に集中していました。その時は聴覚障碍関係は相手にされなかった。掘り起こせば、短期間ながらも本当に聴覚障碍関係が無視された事もありましたな。僕も何故ハンセン氏病か、判らなかった。今思うに、構成員たちはライ菌の事も判らないのに、ただ差別と述べていたのはおかしいと。実際、ネット上では言えない例の差別と混同した人もかなりいた。失敗でしたね。それなら、聴覚障碍の問題に取り組むべきだったと思います。いわゆるツンボ桟敷では済まされない事があるからです。ツンボ桟敷は氷山の一角に過ぎません。実際は問題は多様で、脳性まひにも通じる事もたくさん出てくる。僕の問題とも重なっています。
　　因みに、Ｋ氏の件にこだわり続けた理由は、「何故、ケンカになったか」という問題意識です。不思議に思ったから。