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2016年09月27日16:52

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「天使の梯子」(#537)

今日は有休。
先週から休んだり、出たりで、ちょっとペースがつかみづらくなってる感がある。
と言いつつ、いい気分転換にはなったな、と。


書名:「天使の梯子」
著者:村山由佳
版元:集英社(文庫)

「バイト先のカフェで耳にした懐かしい声。
 それは主人公が高校時代に思いを寄せた教師のものだった。
 どうしようもなく惹かれていく主人公であった。。。」
ってな感じ。

ちょっと前に読んだ「天使の卵」の10年後の話。
2008年に読んだ記憶があるんだが、全く覚えてない。
新鮮な気持ちで読めたことを嬉しく思いつつ、自分の記憶力に不安を感じた。

なんていうか、人間って深いよな。
ある事象に、どう感じ、どう考え、どう動くか。
それだけで物語ができちゃうってなんかすごい気がする。
それほど大きな事件が起きるわけでもないけど、本の中で時間が過ぎ、登場人物の考えや気持ちを読み進めると、こういう風に考えるのか、っていう驚きもあり、そうだよな、と共感することもあり。

本ばっかり読んでてもダメ、なんていうしょうもないおっさんが職場にいるが、本を読むのは大事なことだと思う。
読みたくなければ、それでいい。けど、他人のやることに口出すなよ、みたいな。
人がどう言おうと、本を読んで、何かを感じ、考えることは大事なことだし、尊いことだと思う。

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