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2016年07月19日23:18

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新たな要警戒域は南海トラフではない

■17日の地震情報まとめ 有感地震は8回
(ハザードラボ - 07月18日 00:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=187&from=diary&id=4098435


■今回の小規模な地震も特異日■

 
 ああ、今回も・・・という思いを強くした地震。この時間、貧乏暇なし(笑)の私は遅い昼食を会社の食堂で取っていた。比較的長かったので、2階の食堂のドアを開けて、出やすいようにしていた。まあ先ず倒壊はあるまいと思ったが・・・。

なぜ「今回も・・・」と思ったのか?

興味深い別の人の仮説がある。

が、その前に少し天体物理学に御付き合い頂こう。

 天体物理学の話になるが、地殻異変と、歳差偶力という力は密接な関わりがある。ではこの歳差偶力とは何か。

 ひとことで言えば、

 23.5°傾いている地軸をまっすぐに地球が立てようとする力を云う。

 もう少し詳しく書くと、太陽と月、地球で引き合う力は均衡し、安定している。そのため、地球は赤道面の膨らんだ部分を2つの力を合わせた方向に合わせようとして、地軸の傾きを直そうとする力の事をいう。

 しかし、この歳差偶力は変動していて、地球も何とか帳尻合わせをしようとして、形を変形させてでも直そうとする。或いはまた元にもどろうとする。地球の形が丸ではなく、厳密には一時的にしても、惰円であることは知られているが、それはこのような理由からである。ではこの地球が自らの形を変形させてでも力を安定させようとしている時、何が起きるのだろうか?

 この時に起きるのが先ず重力の異常変化である。地殻、マントルの流れに一時的にひずみが発生する。そこへもしプレートテクトニクス理論などで説明されていたような地殻の移動、マグマの圧力などで、元々ひずみが高まっていたところに歳差偶力の力の変動が発生したらどうか?

 ぎりぎりまで堪えていたエネルギーが歳差偶力の後押しで限界を越えてしまい、岩盤を砕き、或いは変形させて地震を生じさせることになる。

 この歳差偶力の変動などから、科学技術庁元審議官の井上赳夫氏はM.7.0以上の大地震、航空機事故が発生しやすい日を特異日と名付けた。井上氏によると特異日は144日、年間にあるという。

 「なあんだ。そんなにあるならば当たるに決まっているよ。」

 自分も井上仮説を知った時、最初はそう思った。

 しかし、次の数字をご覧頂きたい。数字はM.7.0以上に限定。

 1件・・・特異日圏・41%

 2件以上・・・特異日圏・63%

 3件以上・・・特異日圏・67%

 4件以上M.7.0以上発生した日を見ると、100%に跳ね上がり、全て特異日に該当してしまうのである。

 件数が大きくなればなるほど下がるのが普通だが、逆にどんどん上がっているのだ。的中率の高さに慄然とさせられる・・・。

で、この日はどうだったのか?

矢張り特異日だった。これだけ小規模の地震も的中してしまう井上仮説の凄さに戦慄するしかない。

しかし、今回の地震、果たして熊本地震の余震なのか、無関係なのか、それとも・・・?

■木村仮説では明らかに熊本大地震のプレッシャー

  琉球大の木村政昭氏は東日本大震災、まだノーマークだった御嶽山噴火、箱根の地殻異変を予知した地震学者である。彼の予想の方法は独特で、一定の規模(マグニチュード)が起きた場所を点で記す。その点で囲まれた地域を「地震の目」と呼び、その白目がM.7.0以上の所謂「大地震」の震源域となる可能性、周辺地域に大地震を誘発する可能性が高い地域とする予想を続けて来た。彼の予測では意外にも政府が心配しているような南海トラフ地震は2025年くらいまでは出て来ないという。流石にここまで的中するとその的中率に慄然とさせられるしかないが、次は一体どこが危ないのか大変気になって来るところだ。

 北海道・・・釧路沖(〜2020)、予想規模M.8.5

 東北・・・三陸沖(〜2024)、予想規模M.8.5。ただし2015年2月17日、M.6.9の地震が起きている。この地震の目が引き起こしたプレッシャーだという。

 ◆◆関東・・・小笠原周辺(〜2018)、フィリピン海と太平洋プレートとの境目付近。予想規模M.8.5。2015年5月30日起きたM.8.1の地震はこの区域の地震の目とは無関係。箱根の地殻異変はこの時のプレッシャーだという。彼は富士山噴火もこのプレッシャーで十分起こり得ると言っている。

 九州・・・日向沖(〜2019)、予想規模M.8.7。桜島大噴火、阿蘇山噴火(2014年)、口永良部噴火(2015年)だけでなく、

★★★熊本大地震もこの地震の目が引き起こしたプレッシャーだという。

 南西諸島(1)・・・沖縄本島南沖(〜2025)、予想規模7.5。但し今のところM.7.0以上の大地震は観測されていない。

 南西諸島(2)・・・石垣島沖(〜2024)、予想規模M.8.5。2015年4月20日、M.6.8の地震が発生。台湾でも今年の2月6日、M.6.4の地震が発生して甚大な被害を与えたことは記憶に新しい。

 更に彼の新しく更新されたホームページでは、熊本大地震のプレッシャーが関東から小笠原周辺に与え続ける恐れがあるとのことだった。

 まさに今回の地震はその矢先のことだった。

 南海トラフ地震に気を取られているうちに、こちらへノーマークとなってしまうのが気になる。何しろ木村氏は世間がノーマークだった東日本大震災、御嶽山噴火、箱根周辺の地殻異変をも的中させた人である。

 
 起こらないことを期待しつつ、対策を念入りに怠りなくやっておく、これが一番なのではないか。
もうこれ以上犠牲者は出したくない、その共通の目標に近づく為に。
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