目がかゆい。花がグジュグジュする。
書名:「線の波紋」
著者:長岡弘樹
版元:小学館(文庫)
「談合:一人娘が誘拐されて一か月、役場の仕事に復帰した公務員の女は入札業者の不審な電話に衝撃を受ける。。。
追悼:誘拐事件から二か月後、同じ町内に住む二十四歳の会社員が死体で発見され、不思議なことにその表情には笑みが浮かんでいた。
その同僚は、一週間前、経理部員である被害者から不正を指摘されていた。。。
波紋:誘拐事件を追っていた刑事は地道な捜査を続け、ついに犯人像に近い人物にたどり着くが。。。
再現:すべてのエピソードが一つの線になり、事件の背景に『誰かが誰かを守ろうとした物語』があったことを知る。。。」
ってな感じ。
連作短編集。
よくできてるわ。
読んでてなんかこわい。
本を読むと、書いてる人はどんな人なのかな、って思う。
この著者の本は何冊か続けて読んでるけど、どれを読んでも、よくできた話ばっかり。
ただ、なんとなく、この書き手はいい人なんだろうか、って思ってしまう。
根拠はないけど、なんとなくね。。。
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