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2015年05月28日20:10

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「Zアイランド」@ヒューマントラストシネマ渋谷

なんだかんだで品川ヒロシ監督作は「ドロップ」、「漫才ギャング」、「サンブンノイチ」と全部観てきている。で、第4作目は芸能生活30周年を迎えた哀川翔さんが品川監督にオファーして実現したそう。お目当ては窪塚くんなんだけどねあっかんべー

ある日、宗形組組長(哀川翔)が、敵対する竹下組の襲撃に遭い、重傷を負う。弟分の武史(鶴見辰吾)は、この抗争で刑務所行きに。10年後、借金を抱える宗形は、細々と運送業を営みながら武史の娘・日向(山本舞香)の世話をしていた。ところが、ようやく迎えた武史の出所の日、日向は前科者の父には会いたくないと家出をしてしまう。そこで宗形と武史は、武史の元妻で日向の母・桜(鈴木砂羽)と一緒に日向を追ってゼニ島へと向かう。折しも、その島では竹下組のクスリを持ち逃げした組員・吉田(宮川大輔)が逃亡中で、それを追って竹下組の面々もやって来ていた。しかも、吉田が独自に調合したクスリを買った島民がゾンビ化する事態が発生。次々と凶暴な感染者が増え続ける中、宗形たちは日向を見つけ出し、無事に島から脱出できるのか?

ゾンビもののエンタメ作として、よくできた作品だと思う指でOKいかにもVシネっぽいヤクザ同士の抗争の入りから、テンポよくゾンビの発生へ、家族愛やら師弟愛やら友情といった涙を誘う部分もありつつ、決死のサバイバルでのアクションも満載で、ごちゃまぜ感たっぷりなのに、終わってみればうまくまとまってるなぁ、という印象。

監督自身も格闘技やってるし、アクションの見せ方など色々こだわって、キレよくみせてくれている。だけど、スローモーション多くないexclamation & questionってのは感じた。確かにかっこよい画作りができるんだろうけど、多用するとちょっと飽きちゃうよ。だんだん"またかぁ〜"ってなった。

主演の哀川さんを筆頭にこれでもかっダッシュ(走り出す様)な濃いぃ〜キャスティング。敵対する竹下組の面々に木村祐一、大悟(千鳥)、川島邦裕(野性爆弾)、中野英雄。ゼニ島のチャラい警官に窪塚洋介、女たらしの医者に風間俊介、その元カノで看護婦にシシド・カフカ。もう1人の元カノで今は吉田の愛人に篠原ゆき子。他にも音楽界からRED RICEや般若。

そんな面々にちゃんと見せ場やおいしいところを作りつつ、まとめた手腕はお見事ぴかぴか(新しい)勢いまかせ、やりたいことをガンガン詰め込んだようでいて、監督オリジナルの脚本本は綿密に練られていたと思う。ただ、笑いの部分は好みもあるのであれだれど、ちょっとくどい。。まあ、品川庄司の漫才が全然な私だから、そこはしょうがないあせあせもちろん、笑えるところもあったけどね。

ゾンビのビジュアルも気持ち悪いし、かなり血みどろのグロいシーンも多いので、苦手な人は厳しいかもしれないけど、私は娯楽作として賛に票を入れたいexclamation ×2
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