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2015年05月25日19:12

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「脳内ポイズンベリー」@TOHOシネマズ渋谷

真木さんのラブコメってどうなのexclamation & questionと思いつつ、脳内会議のメンバーが多彩でやっぱり気になる〜ということで、ポイントで無料鑑賞手(チョキ)相手役の男性陣がいまいちピンとこないが。。

ケータイ小説のライターをしているアラサー女子の櫻井いちこ(真木よう子)。飲み会で知り合った7つ年下のアート系イケメン男子・早乙女(古川雄輝)と偶然遭遇。さっそくいちこの脳内では、話しかけるかどうかで議論が紛糾。"理性"を司る議長(西島秀俊)の多数決の提案に対し、"ポジティブ"の石橋(神木隆之介)と"衝動"のハトコ(桜田ひより)が真っ先に賛成する一方、"ネガティブ"の池田(吉田羊)は当然のように反対。"記憶"の岸さん(浅野和之)は記録係に徹して議論には加わらず、結果、勇気を振り絞って話しかけたいちこ。そして紆余曲折を経て、めでたく交際へと至るのだったが…。

優柔不断で過去に恋の大きな傷もあり、臆病になっているアラサー女子の悩める恋愛模様を描いた物語。原作は水城せとなさんの同名ラブコメ漫画だそう。例によって原作は全く知らなかったんだけどあせあせ、期待以上に楽しめたるんるん主人公であるいちこの頭の中に擬人化された5つの思考があり、彼らが繰り広げる脳内会議が同時進行していくスタイルが新鮮。

単なる恋愛ものと侮るなかれ。"どう生きたいか?"、"どう生きるのが自分にとって幸せか?"をいちこの決断を通して考えさせられるし、脳内会議の様子はあそこまで白熱しないまでも、誰もが日々経験しているはずなので、きっと楽しめるんじゃないかなウインク

恋愛という場面に限らず、ちょっとした仕事の会話や物を買う時なんかでも、自然と人は脳内会議をしているわけで、損得だったり、好き嫌いだったり、楽な方だったり、傷付かない方だったりを選んでいる。私ももっと慎重に脳内フル活用して、真剣に脳内会議しないとなぁ、なんて思っちゃった。

主演の真木さん。綺麗すぎ、ナイスバディすぎて"いやいや、そのポテンシャルならそんなに恋愛に躊躇したり、ネガティブになったりしないでしょうよダッシュ(走り出す様)"とどうしでも頭の中にちらついてしまったが、好演していたことは確か。言いたいことをつい押し殺してしまったり、好きなのにギクシャクしてしまうことに悩んだり、切ない想いがちゃんと伝わってきた。

冒頭でピンとこないと書いた相手役の男性陣。ごめんなさいexclamation古川雄輝くん、成河さん、どちらもよかった。二人ともあまり観たことなかったので、単純に目新しさも多少手伝っているかもだけど、リアリティがあった。特に成河さんなんて、"いい人そうで頼りがいもあって、でもときめかない"というキャラクターがどハマリウッシッシ脳内会議メンバーも実力派揃いで観ていて安心。唯一子供のハトコちゃんがめちゃ可愛いかったぁ目がハート

恋愛のドキドキ揺れるハートも味わいつつ、いちこが過去を乗り越え成長する物語でもあり、脳内会議のワチャワチャも愉快でいろんな側面を楽しめるバランスのよい作品になっていると思う。これはお勧めっぴかぴか(新しい)
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