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2011年06月10日17:29

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鎌倉極貧生活

 あずさと境内を散歩していたら庭師さんと遭った。立ち話をしていると、彼が「あっ、ふきがこんなところに出てる」と言いながら切って捨てようとしたので、あわてて「食べられるでしょ?」と私は問うた。「もちろん食べられるけど持ってく?」と言うので、今夜の副菜にしてみるよ、と答えた。この場合、鎌倉天然生活というよりかまくら極貧生活と言ったほうが適切かもしれない。ふきの近くに、ふきとは明らかに違うが、葉っぱのカタチと大きさが似通っている背丈50センチくらいの植物があったので訊いてみたら、里芋だと言う。庭師さんが切る寸前に「待った!」と言うと「秋まで待たないと芋はならないよ」と笑い、しかし確保してもらうことになった。山暮らしもプロの助言者がいると俄然面白くなる。
 あじさいについても素人とプロの差、というのが確実にある。
 昨年、私はあじさいの挿し木に成功した。が、どう剪定したらいいのかわからずそのまま育てているのだが、結局花芽はつかず仕舞いだった。が、庭師さんが植えたあじさいは1年で開花している。ほぼ同じ環境なので、運(とみほとけの力)だけではあるまい。
 郵便受けに東電の請求書が入っていた。226kwh,5901円(5月12日〜6月8日の28日分)。前回が253kwh,6022円(31日分)なので、日数分を補正したらわずか2kwhしか減っていないが、このあたりが我が家の限界かもしれない。
 1か月ほど前、京大を出て京都に住んでいることだけが自慢のようなマイミクを切った。50歳を超えて原発事故を「反原発派がいたから起きた」だの「東京へ出張したら暗くてわろた」というような「トンデモない低脳」だった。節電について嘲笑するような日記も書いていたことを思い出す。
 節電というのはいい悪いという次元のテーマではなく、生き方や信条に属するものだ。

写真はもらってきたふきと、お寺のあじさい1年生
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