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日記一覧

絵画のみ鑑賞してテキスタイルデザインはスルーしようと思っていたが、意外と面白くて結構しっかり鑑賞してしまった。今回、デザイン下絵、デザイン帳、試し刷りなどのほか、実際に作られたドレスなどが展示されていて、それらが非常に興味深かった。柄と色だ

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展示されている作品は総じて地味だった。にもかかわらず、展覧会名称に「印象派」という文字列が含まれ、チラシの表面がルノワールで、第2水曜の夜は女性客の割引があったりするので、館内はかなり混雑していた。客寄せパンダ的な目玉作品がない中でこれだけ

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【演劇】楽語会
2019年11月24日13:09

初めて鑑賞する朗読劇。舞台装置がないために観客の視線が演者に集中するので、演じる側はかなりのプレッシャーがかかるだろうけれど、観客はそれぞれの想像力を駆使していろいろな景色が見えるのだろうと思う。夢の酒(古典落語)若旦那が見た夢の世界に大旦

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「ドン・パスクワーレ」はバス歌手が主役という意味で、珍しい作品だろうか。資産家の老人の結婚をめぐるドタバタ劇で、登場人物が少なく、分かりやすいストーリー。コメディは笑いを取らなければならない分、シリアスな作品よりも演技が難しそうだが、今回出

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コートールド美術館展(イギリスの実業家サミュエル・コートールドのコレクション)を鑑賞した後で本展覧会を見て、ブルジョアのコレクションと貴族のコレクションは違うもなのだなぁと感じた。どちらが良い・悪いということではなく、そもそものコンセプトが

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本展覧会のチラシの表面を飾る「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」はウィーン美術史美術館が所蔵するベラスケスの作品だ。この絵は私にとっての思い出の1枚でもある。大学4年の時に初めて訪れたヨーロッパ、初めて目の当たりにした巨大美術館がウィーン

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コートールド・ギャラリーは、ロンドンのサマセット・ハウス内にある小ぢんまりした美術館で、実業家が購入したセンスの良い印象派コレクションが核となっている。ロンドン市内の美術館では珍しく有料だが、お金を払う価値はあるだろう。印象派の作品は貴族の

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素晴らしい舞台だった。まず、音楽が美しい。甘美で繊細、静かに暴力的。震えるような弦楽器と、とぼけたメロディーを奏でる木管楽器。私がプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」が大好きな一番の理由だ。「ロメオとジュリエット」の世界観をこれほどまで

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