(以下敬称略)これはTV東京の「バイプレイヤーズ」の第三弾のようである。第一弾、第二弾のドラマを僕は知らない。すべての役者が本人役で出ているようである。どのひとも燻し銀のような魅力をもつ、名バイプレイヤーばかりである。監督は松居大悟。僕は以
君のポケットのどこかに僕のびい玉がある。雨が点線のように 間断なく降りつづいている誰のいたずらなのか あいにくペンキ塗りたてのポスト誰かが触ったらしく 指の痕がついている君も間断なく喋っているけれど何を言っているのか 僕は他のことに気をとら
君のポケットのどこかにぼくのびい玉があるしょぼしょぼと 夜来の雨が降りつのっている雨は時折弱まったり強まったりするが止む気配は一向にない君がぼくの目の前に立っている傘をさしたその姿は いくらかしょぼくれているビニイルの傘は重たげな雨をやりす