mixiユーザー(id:28578707)

2019年05月30日03:40

64 view

銭も米もなし

書をかく時、昇段試験や展覧会に応募する時以外は何枚も書く事はない。

机にはいつも墨の海がある。
毎日一枚書いているくらいだ。
人間の成長も同じなのではないか。
昨日より今日。
毎日半紙一枚だけ成長すれば良い。

さて、昨晩は吉田兼好の徒然草を読んだ。
生活に困った兼行が友人に宛てた歌があった。
その歌に深い意味があった。

歌の行の頭の言葉と下の言葉をつなげて読むと銭(ぜに)欲しい
米もないだった。

友からの返歌を見たら
米はないぜにすこしだった。

とても涙がでる思いがしました。

苦しくてもユーモアを忘れない友達もよくぞ
気づかれたものです。

今日の半紙はつい

「銭も米もなし」。

風流に欠けたごめん。
       
       合掌




0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する