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日記一覧

昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの『光の回廊 (小学館文庫)』巻末エッセイ 倉本由布「そこはかとなく、せつなくて」。小学館 2009年5月刊。https://bookmeter.com/books/443012https://www.amazon.co.jp/dp/4091950019ウィキペディアhttps://goo.gl/AKRw

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雲まよふ夕べに秋をこめながら風もほに出でぬをぎの上かな 前大僧正慈円 夏の歌とてよみ侍ける 新古今和歌集 巻第三 夏歌 278「雲が入り乱れる夕暮の空にはすでに秋の気配が見えながら、風はまだ穂を出さない荻と同様、音もなくその上を吹いていることだ。

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの 『春の微熱 (ハヤカワ文庫 JA)』山本直樹 解説 早川書房 2002年5月刊。https://bookmeter.com/books/52461https://www.amazon.co.jp/dp/415030694X「男ギライの少女の家に若い男の居候がやってきた「春の微熱」、さま

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たそかれの軒端のをぎにともすればほに出でぬ秋ぞ下にこととふ 式子内親王 百首歌よみ侍りける中に 新古今和歌集 巻第三 夏歌 277「夕暮の軒端の荻にどうかすると、あらわに秋と名乗れない風が秘かに訪ねてくることだ。」『新日本古典文学大系 11』p.94式

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