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日記一覧

旅する哲学者、美への旅
2021年12月28日18:00

2021年美術展ベストテン・・・旅する哲学者 美への旅大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』265回人が本当に見ることができるのは心によってだけである。本質は、目で見えない。美しい夕暮れ、美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が救う。美し

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善悪の荒野、善悪の彼岸
2021年12月25日15:23

「ユージーン・スタジオ 新しい海」・・・善悪の荒野、善悪の彼岸大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』264回【善悪の荒野】この作品を見ると哲学書を思い出す。古代ギリシアの哲学者の詩編。真言密教の書。『善悪の彼岸』を思い出す。善悪の彼岸にあるのは

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聖徳太子、四天王寺
2021年12月18日09:15

「聖徳太子 日出づる処の天子」・・・四天王寺『聖徳太子絵伝』、聖徳太子伝説の虚構大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』263回聖徳太子は、思想家か、指揮官か、番人か、官僚か、探検隊か、聖人か、権力者であるか。河内国渋川郡の物部守屋の館襲撃、斑鳩宮

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柳宗悦没後60年「民藝の100年」・・・「白樺」と「アーツ・アンド・クラフツ」大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』262回松本民芸家具、北海道民芸家具、仙台家具、シェーカー家具の椅子を数十年使っている。家の南の部屋に東寺観智院「五大虚空蔵菩薩の護符

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漱石山房記念館・西落合図書館共催で謎解きイベント「夏目漱石からの挑戦状」 https://takadanobaba.keizai.biz/headline/796/

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イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜・・・水辺の風景、光あふれる田園、陽光の効果 大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』261回【水のある風景画の系譜】印象派に先駆ける人々、バルビゾン派のカミーユ・コロー「川沿いの町、ヴィル・ダヴレー」、レアリ

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鈴木其一・夏秋渓流図屏風・・・樹林を流れる群青色の渓流、百合の花と蝉、桜の紅葉大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』260回鈴木其一・夏秋渓流図屏風、群青色の水の流れ金色の線が衝撃的である。百合と紅葉、林と渓流が主役なのか。樹林を流れる群青色の

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小早川秋聲
2021年11月17日17:54

小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌・・・旅路の果て、戦争の果て、波瀾の人生の果て大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』259回秋聲は、旅路の果て、戦争の果て、人生の果てにどこに辿りついたのか。砂漠の果ての「絲綢之路」、「薫風」は、岡倉天心の日本美術院

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絶世の美女、徳姫、織田信長と徳川家康、愛と復讐大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』258回美と復讐の精神史、第4巻絶世の美女は、運命に翻弄され運命と戦い、波瀾の人生の果てに、何を観るのか。絶世の美女は、知性と美をもって、時間と空間と社会と富と戦

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比叡山延暦寺、権力抗争
2021年10月26日18:04

「最澄と天台宗のすべて」2・・・比叡山、嵯峨天皇、慈円、鎌倉仏教、織田信長、覚恕、天海大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』256回比叡山は、平安時代から、権力抗争の舞台である。1200年にわたる歴史の記録、秘宝、秘仏の展示である。最澄と法相宗興福寺

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「最澄と天台宗のすべて」1・・・比叡山延暦寺、最澄と空海大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』255回10月猛暑の日、秋の森を歩いて博物館に行く。15年ぶりの「最澄と天台宗」展。比叡山の権力抗争の痕跡を観る。最澄の生涯と思想、1200の比叡山と天台宗の歴

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絶世の美女、憂愁の王妃、才色兼備の美女、強欲な魔女・・・美と復讐の精神史、第3巻大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』257回【運命と戦う美女】絶世の美女は、運命に翻弄され、運命と戦い、知性と美を以って、逆境を超え、波瀾の人生の果てに、どこに到達

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ヴィスコンティ、美と退廃【ヴィスコンティ『ルードヴィヒ』1972】ルードヴィヒ2世の生涯を描く壮大なドラマ。19歳の若さでバイエルン国王となったルードヴィヒ2世は、作曲家ワグナーに心酔し国費を蕩尽。彼は従姉妹のエリザベートを恋するゆえ、ソフィーとの

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イーストフードについて
2021年10月13日01:25

中原 育子10月7日 22:31 · 【知って欲しいイーストフードのこと】今のパン業界、個人店以外は、ほとんどのお店で、食品添加物が使われています。個人店以外のチェーン店で、生地をミキサーで回して、分割を店内でしてるお店を、見たことありますか?こ

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夏目漱石、漱石山房、9年、49歳で死す【夏目漱石、作家活動11年間、49歳で死す】アンチリアリズムを生涯追求した。『草枕』(1906)。三十歳の画家が温泉に行き女、那美と出会う。「小説は、何となくよい感じが残ればよい」「面白い部分だけ読めばよい」漱石。

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藝術家と運命との戦い
2021年10月03日05:34

【藝術家と運命との戦い】ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス ・・・印象派からエコール・ド・パリ大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』254回【藝術家と運命との戦い】画家は、普通の幸せを手に入れるのは幻想である。天才たちでも不可能。画家は

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アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく著者:岩波書店編集部出版社:岩波書店ジャンル:自然科学・科学史ISBN: 9784000614832発売⽇: 2021/08/06サイズ: 19cm/238p大学などの学術界から「外」に出た博士たちは、どう生きているのか

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藝術家と運命との戦い
2021年09月22日23:16

藝術家と運命との戦いゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント・・・糸杉と星の道、種をまく人大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第253回金木犀の香り漂い、銀杏の実が降り積もる森、トイプードルを散歩させる婦人が彷徨する森、初秋の森を歩いて、

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美術館スケジュール
2021年09月14日18:46

美術館スケジュール9月「速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―」山種美術館、9月9日(木)から11月7日(日)「マティス 自由なフォルム」国立新美術館、9月15日〜12月13日『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』東京シティビュー、9月17日(金

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織田信長と城
2021年09月07日01:24

【織田信長、清洲城】弘治元(1555)年尾張統一目指す織田信長が、織田信友を討ち清洲城主となる。1560年今川義元を桶狭間の戦いで破り、進撃の第一歩。信長は、美濃攻略を目指して1563年小牧山に城を築いた。1567年美濃の斎藤龍興の稲葉山城を奪い岐阜城とする

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藝術家と運命との戦い
2021年09月03日17:18

【藝術家と運命の戦い、レオナルド・ダ・ヴィンチの謎】なぜ、レオナルドは30歳で、フィレンツェを去らねばならなかったのか。レオナルドの指紋はアラビア系の血筋。1452年4月15日、公証人である父セル・ピエロと、農家の娘である母カテリーナ」の嫡子(愛人

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いいかげん、目覚めなさい――【上智と下愚とは移らず】最上の知者は悪い境遇にあっても下落せず、最下の愚者は 、どんなによい境遇にあっても向上しない。どんなに地位と肩書が高くて富裕でも、知性の貧困は隠せない。地位と肩書が高く高度な職業でも、魂の

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古代の偉大な思想家
2021年08月22日04:23

古代の偉大な思想家、エンペドクレス・・・知恵、勇気、節制、正義、はなぜ失われたのか大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第251回【理念を追求する精神】理念を探求する人、邪知暴虐な権力と戦い、この世の闇の彼方に理想と美を求める。輝く天の仕事を成

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法隆寺と聖徳太子・・・美術史の謎、飛鳥文化、白鳳文化、天平文化大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第251回仏陀入滅から1000年、7世紀、日本に到達した。仏像彫刻、寺院は、建設されたが、仏陀の思想と学んは、この国において学ばれたのか。仏陀入滅か

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日本の原子爆弾:核兵器開発競争1945年5月19日、日本に原爆用のU235酸化ウランを運搬しようとしたドイツ海軍潜水艦UボートXB型U-234は、アメリカポーツマス(PORTSMOUTH)基地に抑留された。搭載物資は、揚陸され、アメリカ軍の管理下に置かれた。少量のウラ

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資本主義とファシズムの祭典、オリンピック。歴史上最悪の失敗、東京五輪――「二つの限界」示した東京五輪 国家的イベント分析 東京大大学院の吉見俊哉教授に聞く:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/v4?id=20210810gorinreview0001 @jijicomより  

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法隆寺の謎
2021年08月12日03:30

聖徳太子と法隆寺・・・法隆寺の謎、厩戸皇子の謎大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第250回法隆寺と聖徳太子は、謎に満ちている。厩戸皇子は、何を理想とし、何を苦悩し、何を成し遂げたのか。【法隆寺の謎】斑鳩宮と斑鳩寺は、なぜ焼失したのか。斑鳩寺

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仏教美術史、飛鳥から天平、弘仁貞観、鎌倉2021年8月10日【仏教美術史、飛鳥、白鳳、天平】【法隆寺、飛鳥美術】飛鳥美術は、北魏様式、南梁様式。鞍作止利は、北魏様式。板耳、杏仁形の目の表情、指の長い大きな手、細く長い首、下裳の着方、裳懸座、鰭のよ

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密教美術と金剛界曼荼羅の世界この世は、偽りの愛、仮象の愛に満ちている。真実の愛はどこにあるのか。鬼畜、餓鬼、畜生、地獄道、下界の下愚なるものたちは、カネと地位、肩書の愛に妄執する。真実の愛を求めない。真実の愛はどこにあるのか。上智と下愚は移

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諸子百家
2021年08月03日03:16

【諸子百家】戦国時代(紀元前771‐221年)。斉の威王、宣王、襄王(BC4C)は、学問を愛好し学者を招き、臨淄の都城の稷門に参集した文学の士に豪華な学者村を作り、仕官を条件とせず自由に討議をさせる。この稷下の学士には、孫臏、騶衍、孟子

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