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日記一覧

2018美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第167回空海、ロレンツォ・デ・メディチ、プラトン、玄奘三蔵、李白、理念に向かって、旅した人々。理念を追求する人々は、この世の闇の彼方にある美を求めた。美は真で

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夏目漱石、アンチ・リアリズムへの旅立ち、『トリストラム・シャンディー』大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第16*回早稲田南町の小路を歩いて、漱石山房記念館に行く。漱石山房の書斎、書籍を見ると、漱石をめぐる人々の面影と活動が蘇る。だが、漱石

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大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第164回枯れ葉舞う、午後、美術館に行く。月光の魔法の夜、夕暮れの海、ロマンティックな詩情。ロマノフ朝末期の面影が蘇る。サンクトペテルブルクの夕暮れの海の彼方の教会。白樺、樫の木の深い森、雪に覆われた大地。

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ルーベンス展―バロックの誕生・・・宮廷画家、バロックの荘厳華麗大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第160回金木犀の香る森を歩いて、美術館に行く。ハプスブルグ帝国の都市を旅した青春の日々を思い出す。ウィーン美術史美術館、プラド美術館、ドレスデ

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フェルメール展・・・光の魔術師、オランダの黄金時代の光と影、『旅する哲学者 美への旅』第159回大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第159回初秋の森を歩いて美術館に行く。光の魔術師、フェルメール、淡い光の空間は何を意味するのか。【フェルメール

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【漱石山房記念館、開館1周年記念講演会、奥泉光『漱石の孤独』】『旅する哲学者 美への旅』第160回 「奥泉光『漱石の孤独』2018年10月8日」。これまで触れられていない論点を含んでいていた。 【夏目漱石、作家活動11年間、49歳で死す】アンチリアリズムを

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「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」・・・純粋な美しい魂に舞い降りる大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第158回金木犀の香る森を歩いて、博物館に行く。夕暮れの森、夕暮れの諧調、観音菩薩は純粋な美しい魂に舞い降りる。【六観音菩薩】聖観音菩

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「京都・醍醐寺−真言密教の宇宙−」・・・醍醐寺三宝院、織田信長のために祈祷する大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第157回 醍醐寺の黄衣の12人の僧侶が、法螺貝を吹いて来て「薬師如来、日光菩薩、月光菩薩」の前で、法要、読経した。サントリー美術

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孫崎享×大久保正雄『国際政治の舞台裏 核の傘は存在するのか』ソフィア文化芸術ネットワーク2018年5月27日、上智大学。ソフィアタワー6号館204教室にて。【質疑応答】を、ここに記録します。――序、独裁政権が支配、民主主義は崩壊。ファシズムの14の兆候

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「没後50年 藤田嗣治展」・・・乳白色の肌、苦難の道を歩いた画家大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第153回灼熱の夏の午後、森陰の道を歩いて美術館に行く。面相筆の細密画、乳白色の肌の画家の旅を想う。旅する画家、藤田嗣治。藤田嗣治は、1913年27歳

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島薗進×大久保正雄『死生学 宗教の名著』上智大学、ソフィア文化芸術ネットワーク2018年5月27日、上智大学、6号館204教室。島薗進先生との質疑応答を、ここに記録します。――1、宗教にある「遊戯」の要素について大久保正雄 学問の本質は問答にある。ホイ

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「ミケランジェロと理想の身体」・・・孤高の藝術家、ミケランジェロ、生涯と藝術 大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第148回ミケランジェロ『ダヴィデ・アポロ』(1530)をみると、イタリアを旅した青春の日々、憂愁のフィレンツェを思い出す。ゴシック藝

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「名作誕生、つながる日本美術」東京国立博物館・・・美の系図、創造のドラマ大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第145回春爛漫、百花繚乱、紫の躑躅咲く森を歩いて、花の匂い漂う、夕暮れの博物館に行く。煌めく宗達筆「扇面散屏風」、雪舟筆「四季花鳥図

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