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日記一覧

藝術家の運命【本阿弥光悦と宗達】40代に入った光悦は、才能があるのに世に出る機会に恵まれない一人の若手絵師、俵屋宗達と出会う。1602年(44歳)、光悦は厳島神社の寺宝『平家納経』の修理にあたって宗達をチームに加え、彼が存分に実力を発揮できる晴れの舞

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ソクラテス「犬に誓って」最強の敵、カルリクレス登場!(笑)というコピーがぴったりの対話篇。というか『ゴルギアス』という書名で本当にいいのか!(笑)著名な弁論術家ゴルギアスのもとに「弁論術」とは何かという議論をふっかけにいったソクラテス。法廷

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鳥獣戯画
2021年04月29日05:19

「鳥獣戯画のすべて」・・・謎の絵巻、怪僧・明恵大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第241回八重桜咲く森を歩いて、博物館に行く。うこん桜、御衣黄桜、咲き乱れ、紫の躑躅燃える森。1200年で最も早く桜が開花した春。拈華微笑御衣黄桜ひらきけり。春愁の

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美術館スケジュール
2021年04月24日23:25

美術館スケジュール4月百花繚乱 ―華麗なる花の世界―、山種美術館、4月10日(土)〜6月27日(日)特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」東京国立博物館、4月13日〜5月30日「ライデン国立古代博 物館所蔵 古代エジプト展」Bunkamura ザ・ミュージアム、4月16日(金) 〜

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偉大なる思想家の死
2021年04月23日03:27

偉大なる思想家の死【理念を追求する人】空海は理念を探求して旅した。空海の24歳の苦悩は『聾瞽指帰』に刻まれている。空海、ロレンツォ・デ・メディチ、プラトン、玄奘三蔵、李白、王羲之、嵯峨天皇、ソクラテス、理念に向かって、旅した人。理念を追求する

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不幸な家族に生まれた藝術家、思想家、王【この世に不幸な家族に生まれた人】孔子、アレクサンドロス大王、クレオパトラ7世、カトリーヌ・ド・メディチ、レオナルド、フリードリヒ大王、織田信長、武田信玄、伊達政宗。針の筵の日々を生きる、苦悩の人生。旅

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『音楽や自然環境音のある生活は寿命を伸ばす』 近年、私たちの耳には聞こえない超高周波音が、私たちの健全な成長、発達、そして寿命にまで大きく影響しているという事実が、ようやく真実味を帯びて人々に広がりつつあります。しかし、まだまだそのようなこ

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古代都市への旅
2021年04月17日23:20

古代都市への旅13歳の少年の時、プラトン哲学、論語、新古今和歌集、中島敦『名人伝』、『老子』など、古典に出会い、古代都市、古代神殿に憧れ、古代都市に旅したいと思った。ギリシア一周の旅に行ったのは、2001年秋。2001年9.11、NYテロ、 直後の秋、ギリ

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人間万事塞翁が馬
2021年04月14日19:21

【人間万事塞翁が馬】中国北方の塞近くに住む占いの巧みな老人の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言っ

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【大量殺人を計画するテロリスト渋沢栄一“転向した理由】文久3年(1863年)、渋沢24歳のとき、同志69人とともに上野国(群馬県)の高崎城を乗っ取って武器を奪い、横浜の外国人居留地を焼き討ち、多数の外国人を斬るという計画を立てる。文久3年、尊王攘夷の

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法隆寺の謎
2021年04月12日01:27

【法隆寺、全焼、670年】天智天皇9年(670年)に法隆寺が全焼した、現存する法隆寺の伽藍は火災で一度失われた後に再建された。焼失した寺院は、斑鳩寺、推古天皇15年(607年)創建。若草伽藍跡が焼失した創建法隆寺の跡、この伽藍が発掘調査の結果や出土瓦の

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天から降りてきた者
2021年04月11日01:42

【宮澤賢治『雁の童子』】沙車に須利耶圭という人が、名門ではあるが落ちぶれて静かに暮らしていた。雁の群れが、弾丸に打たれて、落ちてくるのを眺めた。「赤い焔に包まれて、嘆き叫んで手足をもだえ落ちてくる五人。ただ一人完いものは可愛らしい天の子供。

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【三島由紀夫『癩王のテラス』】三島由紀夫最後の戯曲。三島文学の主題が色濃い最後の重要な作品。病魔に冒されたカンボジアの王・ジャヤーヴァルマン7世が、アンコール・トムを造営しバイヨン寺院を建設してゆく愛と夢の雄大なロマンを、月の王朝の衰亡を背

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バカ映画としてのシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇と洗脳の終わり 2021/03/08 20:54|amboyuya @amboyuya #note #シン・エヴァンゲリオン劇場版 https://note.com/amboyuya/n/n31d4b0de5534

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花と蝶
2021年04月03日17:20

渡辺省亭展、欧米を魅了した花鳥画・・・花の盛りを過ぎ風が吹き零れ落ちる花びら「牡丹に蝶の図」大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第240回花盛りの森を歩いて、藝大美術館に行く。上野の森は桜満開、人があふれている。仏大統領は3月31日パリなどで導

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