10月の終わり頃の言葉に「霧の香(か)」があります。霧の香りという意味ではなく、霧が立ちのぼる様子を、お香の煙が立ちのぼっていくのに見立ててこう呼ぶのだそうです。 素敵な表現だと思います。昔は今ごろに起こる現象のようです。現代の気象用語では、
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『非思量(ひしりょう)』という言葉があります。頭の中を空っぽにして、心を無の状態にすることをいいます。物事を自分の中にとどめない状態を指す言葉です。頭を空っぽにして、空を見上げてください。流れ行く雲が見えるでしょう。耳を傾ければ、鳥の声、風
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