武田尾駅から丹波篠山の入口となる篠山口駅へ行く電車はおおよそ30分毎に走っているのだが、お昼のタイミングは間引きされている。
運悪く、その谷間に当たってしまった。
時間を持て余した事もあり、仕方ないので終点の新三田駅で一度降りて、目の前のディスカウントストアのラ・ムーに行った。
昼食として、とても安かったたまごサンドと、何故かレジ前に大量に売れ残っていたジョージアマックスコーヒーのペットボトルを購入。
再び電車に乗り、篠山口駅に向かった。
篠山口駅の城下町方面がある東口に降りてみたがバスがいない。
バスは反対側の西口から出発していた。
乗り込んだ神姫バスの車両はかなり劣化しており、冷房は効くものの水か垂れているような代物であった。
丹波篠山市の観光サイトを見ると「丹波篠山黒枝豆の解禁日直後は混雑する」と書かれていた。
今年の解禁日は10/8であり、直後の週末である。
今回到着が遅れたので車の混雑は避けられたのだが、城下町は想像を遥かに超えた人出になっていた。
お城を見た後に、のんびりと城下町散策の予定だったのだが、歩くのも困難な城下町になっていた。
予定変更で、お城と他にもう一箇所観光名所を見て終えることに決めた。
最初はお城という事で「篠山城大書院」
お城自体は明治の頭に取り壊されている。
戦時中に失火で消失して、その後2000年に再建された篠山城大書院が事実上のお城の扱いである。
内部はよくある復元されたお城にある観光ガイド、郷土資料館といった趣は少なかった。
基本的には数多くの広間と屏風絵が復元されている。
そのため、広間の周囲にある廊下から眺める観光コースとなっている。
なお広間に関しては何か所かは入る事も出来るようになっている。
2つの広間は襖が開けられており、観光用の甲冑を身に着けられるようになっていた。
大書院はあまり広くなく、これで終わりなのかという位のものであった。
しかし、無料エリアとなっている天守エリア、周囲を張り巡らされたお濠といったところも復元対象となっている。
そのため、城下町のよくある風景だと見えている箇所も復元エリアだと考えると、大規模復元で再生中の町である。
篠山城大書院にて、「城下町2館共通入館券」を買ったこともあり、もう1館行く事にした。
今回は「歴史美術館」に行く事にした。
この場所は名前に反して、郷土資料館の趣が強かった。
篠山城大書院では郷土の歴史に関する展示が少なかったので、補完する展示内容となり行った甲斐がある場所だった。
この建物自体が、明治時代に建てられて、1981(昭和51)年まで使用された篠山地方裁判所である。
そのため、一部屋のみ本当に使用された法廷の一室が残されていた。
16時近くになり館外に出て、人出も減って来たかと思っていたのだが、まだ混んでいた。
夕方近くになりテイクアウトのお店は売り切れor半額で売り出していた。
メインの黒枝豆に関しては、朝に収穫した生の黒枝豆が売られている。
明日は登山で登り口と下山口が別という日程であるため、保存に難がある生枝豆を買うことができない。
調理済みの黒枝豆も売っていないようで、食べることも叶わない。
ただ混んでいる城下町という事で消化不良の町巡りであった。再訪は必須である。
当初予定していた帰り時刻に近づいてきたこともあり、バス停に向かった。
16時になると城下町のメインストリートで実施していた歩行者天国が解除された。
この事で、予定時刻に駅へ向かうバスがやってきて飛び乗った。
最初は問題なく走っていたのだが、丹波篠山口IC近くになり渋滞にはまった。
30分はほとんど動かず、帰りに予定していた谷川経由で加古川線で帰る計画は失敗した。
元々、混雑でダメになる事は予想済みだったので問題はないのだが…。
篠山口駅には17時近くに到着した。
駅改札近くのお店で売っていた「黒豆プリン」を買って食べることにした。
ようやく、本物の丹波の黒豆を食べることができた。
・手作りケーキのお店アリス (駅改札脇にて臨時出店していた)
https://www.aris1999.com/category/2/
今日の宿がある西明石まで、JR宝塚線・尼崎経由で向かった。
尼崎からは混んでいる新快速ではなく、空いていた快速電車でのんびりと移動した。
本日の宿は西明石駅の地味な改札である東口からすぐの場所にある「スマイルホテル西明石」である。
大浴場があるという一点で予約した。
口コミの内容に反して、館内はリニューアルが順次階毎に進められているようで、自分が泊まった階はリニューアル後の部屋であった。
少し幅広のベッドはお得だったのだが、ユニットバスのトイレは横幅が狭すぎて非常に使いづらかった。
館内に大浴場があるのだが、明石市に関しては泊まるだけになってしまうのは勿体ないため、近くにある温泉銭湯に向かうことにした。
徒歩20分程、山陽電鉄の村崎松江海岸駅の方が近い立地にある「明石天然温泉 恵比寿湯」である。
銭湯料金で、浴室・脱衣室ともに銭湯の造りそのものであった。
温泉自体は露天エリアにあり、加温なしの湯と、加温した湯の両方が設けられていた。
加温なしの温泉に関しては、湯温は20〜28℃とのことだが、感覚的には50mの室内プールとほぼ同じくらいの温度(25℃くらい)のように思えた。
プールの水と同じくらい温度のため、サウナ上がりに入る水風呂よりかは暖かく、長く入っていても寒すぎることはない。
…とは言っても5分も浸かっていれば体が冷えてくるので、隣にある加温湯に移る。
加温湯は暑すぎるので、再び加温なしの湯に戻るという行為を何度も繰り返すことになった。
銭湯料金でこの温泉を味わえるのは贅沢の極みである。
家の近くにあれば、隔日で通いたいくらい温泉であった。
なお、ホテルの大浴場も日付が変わる前に利用した。
貴重品ロッカーはダイヤル式の暗証番号設定だった。
ロッカー内にルームキー(ICカード式)を預けたのだが、扉を閉めた瞬間に勝手にロックされてしまった。
暗証番号を設定する前にロックされたがために、ルームキーを取り出せなくなった。
ホテルの職員の人に開けてもらおうとしたが、うまくいかず断念した。
今回ロッカー内はルームキーしか預けていなかったので、スペアキーを借りて事なきを得た。
今後、ユーザが毎回暗証番号を設定するロッカーは、扉を閉める前にロックされてしまうことがないように開錠設定されている事を確認してからドアを閉めるようにする。
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写真: 篠山城大書院, 歴史美術館, 明石天然温泉 恵比寿湯
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