スポーツの日の3連休を使って、シルバーウィークの悪天候でバラしてしまった、もう一つの計画予定であった神戸六甲山登山計画を実行することにした。
今回はほぼ快晴という天候で文句なしの旅行日和である。
六甲山登山だけでは勿体ないため、前日は前々から計画していた丹波篠山まで足を延ばすことにした。
10/11(日)
今回最初の予定は、丹波篠山へ行く途中にある福知山線廃線敷ウォークである。
JR宝塚線と愛称が変わる前の国鉄福知山線時代に生瀬駅〜道場駅が新線切り替えにより廃線となった、武庫川沿いの廃線敷を歩くハイキングコースである。
なおハイキングコースとしては、武庫川渓流の景観が良い生瀬駅〜武田尾駅間である。
以前から存在は知っていたのだが、JR西日本により立入禁止とアナウンスされていた。
2016年から「自己責任」を原則に解放された。(今でも敷地はJR西日本の所有)
こちらを丹波篠山へ行く前に立ち寄る事にした。
ハイキングコース中にはトンネルが何箇所かあるのだが、明かりの設備はないためヘッドライトは必携である。
出発地点は宝塚駅の隣の生瀬駅である。
新幹線経由でも、伊丹空港経由でも移動時間は大して変わらない。
今回は特典航空券を使用して、伊丹空港からJR伊丹駅までバス移動した上で、移動することにした。
伊丹空港からJR伊丹駅までの路線バス移動は初めて。
バスから見る街並みは、自分の目から見ると微妙に関西特有の雰囲気が感じられた。言葉にするのは難しいのだが。
生瀬駅は普通と区間快速しか止まらない駅だが、三田方面へのベッドタウン路線でもあるためおおよそ15分毎に電車が走っている。
10時に生瀬駅に到着すると、自分と同じように廃線敷ウォークに向かう人がチラホラと見かけられた。
マイナーなハイキングコースだと思っていたのだが、天候が良いこともあり想定よりも多くの人出がありそうな気配がする。
生瀬駅から廃線敷までは、生瀬トンネルに入る直前に橋台が見えている箇所があるのだが、その先は国道176号線の盛り土に取り込まれてしまっている。
国道と武庫川が離れる地点に着くと、盛り土の下から現れる。
ようやく廃線敷ウォーキングのスタートとなる。
このスタート地点に公衆トイレが置かれているのだが、この先は終点までトイレはない。
廃線敷が武庫川沿いの渓谷歩きに入り始めると、対岸にも車道すらないため、鳥のさえずりと武庫川渓流の水音しかしなくなる。(+歩いている人の話し声)
廃線敷ウォーキング内は、6箇所のトンネルが存在する。前半2か所(新4号トンネル、4号トンネル)は300m越えの歩くとやや長く感じるトンネルである。
中間にある第二武庫川橋梁の前後のトンネル(5号トンネル、6号トンネル)が、このウォーキングコースのハイライトである。
橋を渡ると、西宮市から宝塚市に入る。
山中すぎるため、普段イメージする西宮市、宝塚市の欠片もないのだが、その先にある「桜の園」という広場は宝塚市で作られたことを主張しているので非常に目立つ。
後半の短めの2つのトンネル(7号トンネル、8号トンネル)を抜けると、ハイキングコースの終点となる。
終点には、飲食店「畑熊商店」が建っている。
ウォーキング後のお茶屋さん的な感じではあるのだが、テラス席まであるお店でもあるため、少々リゾート感を醸し出しているのが特徴である。
このお店から数分歩くと、武田尾駅に到着する。
この車道自体も廃線敷ではあるのだが、痕跡は感じられなくなってしまう。
なお武田尾駅から先も廃線路は続くのだが、全く整備されていないこともあり山中にひっそりと佇む廃墟と化してしまっている。
事実上黙認状態から、公式の「自己責任」アナウンスにより成立するようになった廃線敷ウォークである。
ベッドタウンの町中から、少しでも山中に分け入れば自然が残っている関西という地の利が羨ましい内容であった。
関東では一つ事故が起きれば「自己責任」という言葉が一切通用せず大騒ぎになってしまうため、この手の廃線敷ウォークは間違えても、今後も設置される事はないだろう。
意外だったのが、家族連れのハイキングコースとなっていた事。
ヘッドライトが必須のコースなのだが、小さい子もヘッドライトをつけて歩いていたり、懐中電灯を持っていたりと理解して行動しているという光景にも驚いた。
作り物の自然ではない、本物のアウトドアアクティビティを体験している事にも感心した。
※トンネル名称
案内看板、パンフレットによっては名称が異なる事がある。
新4号トンネル: 北山第1トンネル
4号トンネル: 北山第2トンネル
5号トンネル: 溝滝尾トンネル
6号トンネル: 長尾山第1トンネル
7号トンネル: 長尾山第2トンネル
8号トンネル: 長尾山第3トンネル
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旅行日: 2026/10/11(Sun)
写真: 新4号トンネル〜4号トンネル間の線路敷、第二武庫川橋梁、溝滝
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