孫の運動会というものを、初めて見に行った。
二歳児クラスである。
年長組の子たちは、体操もお遊戯もなかなかきちんとしていて、見ていて感心する。
それに対して、孫のクラスはあまりにも自由だった。
お遊戯の最中だというのに、砂遊びをしていた子が二人いて、そのうちの一人が我が孫であった。
保育園の先生方と、保護者のお父さんたちが、準備と運営に大活躍していた。
その姿を見ながら、この最年少の自由な連中――もちろん我が孫も含む――が、十数年後には、自分でアナウンスをし、用具を準備し、競技者に順位をつけて並ばせる側になるのだろう、と思った。
だが、そこに至るまでには十数年もの時間が必要なのである。
そう考えると、ホモ・サピエンスとは、ずいぶん自由で悠長な生き物なのだな、とも思った半日だった。
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