高校野球は今日、準々決勝4試合が行われるようですが、今日は高校野球記念日だそうです。1915年の今日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会したことに由来するようです(甲子園が会場になったのは第10回大会から)。
今と比べると、昔は随分遅い時期に開会していたのですね。
でも、それもそのはずで、当時の参加校はわずか10校、つまり、準々決勝に勝ち残っている8校より2校多いだけだったので、こんな時期に開会しても8月中に優勝校が決まること(9試合をこなすこと)も十分可能だったといえます。
それはともかく、今大会については、聞いたことがある人もいると思われますが、“二部制”が採られていると云われます。ざっくり言って、猛暑、酷暑の中でプレイするのを避けて、涼しい時間帯に試合を行うようにするということです。具体的には、一日4試合をこなす場合;
第1試合…8:00
第2試合…13:30
第3試合…16:00
第4試合…18:30
の日程で行うということで、実際3日目〜9日目までの一日4試合こなす日はほぼこの時間帯に試合が行われました。
もっとも、暑い時間帯を避けるなら、なぜ第2試合を午前中(10:30から)ではなく、最も暑い盛りであろうはずの13:00から行うのか?と疑問に思われたことはないですか?
私も疑問だったので調べてみたのですが、どうやら、過去の統計上の調査結果に照らすと、選手たちに熱射病等の症状が出て倒れた事例は10:30からの試合で最も多く見られたという事実があったらしいですね。暑さそのものは13:30からの試合の方が暑いもののこちらはずっと安定しているので、人間の身体は対応しやすいけれども、10:30からの試合ではぐんぐん気温が上昇していく時間帯なので、この変化に対応するのが人間の身体にとっては負担が大きいということらしいです。
なるほど、そういう科学的根拠があるのなら、第2試合を13:30からにしたのは、卓見といえるかも、と高野連を少し見直しました。実は、また高野連がわけのわからない根性論にこだわってこんなことをしているのであろうという先入観があったもので。
でも、3回戦に入った11日目以後はなぜかこの原則が崩されているのです。一日4試合こなすにも関わらず、3回戦は次の日程で行われました。
第1試合…8:00
第2試合…10:30
第3試合…13:00
第4試合…15:30
今日の準々決勝4試合も同じ時間帯で行われる予定です。さらに調べてみると、明後日の準決勝第2試合も10:30から、土曜日の決勝に至っては10:00からの試合開始になっています。
なぜ、こんなことをするのでしょう? ぐんぐん気温が上昇していく10時台からの試合では選手たちが熱射病等で倒れやすいという科学的事実が統計上明らかになっているにもかかわらず。ご自慢の“二部制”にしたらいいじゃないか、いや、むしろそうすべきだとさえ思えるのですが。
選手たちを倒してダメにしたいのでしょうか?
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