前回触れたメンゲルベルク(上掲写真左)については、やはり高名な指揮者だったピエール・モントゥー(『春の祭典』の初演者)の妻ドリスがこんな人物評を遺しているということです。 「彼は親切で寛大でしたが同時に不親切で狭量で、大言壮語するかと思う
タイトルの故事成語をご存知の方も多いと思います(http://gogen-allguide.com/sa/saiougauma.html)。こんなことは今でもよくありますが、とくに第二次世界大戦前後の混乱期には、この故事成語を地で行くような歴史的出来事が数多く見られ、それは指揮者の
格闘技の世界では、入場曲というものが流されることがあります。闘いの舞台の雰囲気を盛り上げたり、選手を勇気づけたり、相手を威嚇したりするために流される曲なので、一般には元気のいい曲や怖い曲が使われることが多いのですが、クラシックの曲が使われ
前回の日記では甲子園球場での阪神タイガースのラッキー7に流れるファンファーレの原曲がロッシーニが作曲した曲ではないかをちょっと検討し、結局どうもよく分からないという、もやもやとした結果になりましたが、広島カープは、はっきりとこれはクラシッ